...ようやく松橋宿に達したものは六七百人でありました...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...帰途は近道を教へられて高松橋(渡し銭三銭)を渡り...
種田山頭火 「行乞記」
...日本橋区内では○本柳橋(もとやなぎばし)かかりし薬研堀(やげんぼり)の溝渠(震災前埋立)浅草下谷区内では○浅草新堀○御徒町忍川○天王橋かかりし鳥越川(とりごえがわ)○白鬚橋(しらひげばし)瓦斯タンクの辺橋場のおもい川○千束町(せんぞくまち)小松橋かかりし溝○吉原遊郭周囲の鉄漿溝(おはぐろどぶ)○下谷二長町(にちょうまち)竹町辺の溝○三味線堀...
永井荷風 「葛飾土産」
...それからその掘割に添いながら、北に向うと、庚申塚(こうしんづか)橋とか、小梅橋とか、七本松橋とか、そういうなつかしい名まえをもった木の橋がいくつも私たちの目のまえに現れては消える...
堀辰雄 「花を持てる女」
...小松橋の湯豆腐ぐらい...
山本笑月 「明治世相百話」
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