...全体として緑青と代赭(たいしゃ)との塊りとしか見えない松木立も...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...主人の松木庄作だった...
豊島与志雄 「古井戸」
...松木さんは何とも仰言らなかったんですか...
豊島与志雄 「古井戸」
...万に三つも当るかどうか分らない松木が...
豊島与志雄 「古井戸」
...意識の全部が松木の方へねじ向けられて...
豊島与志雄 「古井戸」
...松木とは一言も言葉を交えなかった...
豊島与志雄 「古井戸」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...…………………………私は、今日の午後三時頃に、松木さんが、山上さんの室から出てゆかれるとこを見ました...
平林初之輔 「アパートの殺人」
...それに松木さんは...
平林初之輔 「アパートの殺人」
...松木、五代、英艦に投ずそれは扨(さて)置き茲(ここ)に薩摩の船を二艘此方(こちら)に引張(ひっぱっ)て来ると云う時に、その船長の松木弘安(まつきこうあん)(後に寺嶋陶蔵(てらじまとうぞう)又後に宗則(むねのり))、五代才助(ごだいさいすけ)(後に五代友厚(ともあつ))の両人が、船奉行と云う名義で云(い)わば船長である...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...実は松木と五代と申し談(だん)じて窃(ひそか)にその船の火薬車に導火(みちび)を点(つ)けて置(おい)たから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...不意とその松木を見付け出したこそ不思議の因縁である...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...この時から松木弘安(こうあん)を改めて寺島陶蔵(てらしまとうぞう)と化けたのです...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...その翌日松木が出て来た...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...こいつ」と松木久之助が低い声で云った...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...彼は片手をあげたが、上から小さな岩屑がばらばら落ちて来たので、それを除(よ)けるためにあげたとみえた瞬間、彼は「松木、危ないぞ」と叫びながら、自分の躯をぴったりと崖の岩肌へ貼(は)りつけた...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...松木も崖へぴったりとかじりつき...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...窓外をセリ上がって行く屋島の崖の松木立を透(す)かして...
吉川英治 「随筆 新平家」
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