...川越に夜行したるは、凡そ一年半の前なるが、當時松崎氏は、川越中學校の教頭にして、校長に代りて、我等を迎へられたり...
大町桂月 「粕壁夜行記」
...学生時代早稲田の講壇で故松崎蔵之助博士から聞き...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...十二月八日晴后曇、行程四里、松崎、双之介居...
種田山頭火 「行乞記」
...君江は松崎老人の卓(テーブル)に来て...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...松崎天民氏が「百円たらずの月給にしばられ……」と...
野村胡堂 「胡堂百話」
...安城渡(あんじやうと)の激戰に戰死された松崎大尉の遺孤(ゐこ)だつたのだ...
長谷川時雨 「日本橋あたり」
...昭和二十一年九月十一日に来訪した小石川植物園の松崎直枝君から...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...わたくしの知る所は只松崎慊堂(かうだう)の墓碣銘(ぼけつめい)のみである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...次に松崎慊堂の名が茶山の此書牘に見えてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...松崎慊堂(かうだう)に就いて経を受け...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」「尚々松崎は作家也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...松崎氏の後、文久中に佐倉藩士木村軍次郎と云ふものが、長崎から来て住んだ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...随員には柳浪松崎純倹(りうらうまつざきじゆんけん)があつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これに劣らないのは大町(おおまち)の奥の北安曇(きたあずみ)郡の「松崎紙(まつざきがみ)」や「宮本紙(みやもとがみ)」かと思います...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...やはり松崎の寒戸(さむと)の婆などの例であろう...
柳田国男 「山の人生」
...松崎と平川のほかに...
山本周五郎 「落ち梅記」
...かれらは松崎平馬から...
山本周五郎 「新潮記」
...車は松崎港から下田港へ行く午後の定期であったが...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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