...松かぜの音のおそろしさ...
太宰治 「新ハムレット」
...――・墓まで蔓草の伸んできた□水にはさまれて青草・山畑かんらんやたらひろがる・松かげ松かぜ寝ころんだ・茅花穂に出てひかる・山ゆけば水の水すまし□・地べた歩きたがる子を歩かせる□さみしうて夜のハガキかく川棚温泉の缺点は...
種田山頭火 「行乞記」
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種田山頭火 「草木塔」
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山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...山なしときく武蔵野の夏の夜に吹くやいづこの峯の松かぜと詠じた...
柳田国男 「故郷七十年」
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與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...ただ現身(うつそみ)だけを朝音(ちょうおん)暮音(ぼおん)の松かぜにおいて...
吉川英治 「私本太平記」
...後鳥羽の鬼魂(きこん)ともいえる啾々(しゅうしゅう)の松かぜに明け暮れのお誓いを吹き研(と)がれずにはいられなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...――松かぜの奏(かな)でや...
吉川英治 「神州天馬侠」
...波の音、雲のひびき、松かぜの声は、あだかも、厳島内侍をのせた管絃の船が、今夜も、平家のなにがしやら公達などと共に、この岩山のすぐ下あたりを、ゆるやかに、漕ぎ寄って来るような心地もする...
吉川英治 「随筆 新平家」
...僕には何かしら当時――その払暁(ふつぎょう)に武蔵がどう闘いの地へ臨もうかと苦念したかという気持が突然暗い松かぜの中から囁(ささや)かれて解(と)けたような暗示を受けた...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...松かぜの音を静かに閉(た)てこめた冬座敷で...
吉川英治 「宮本武蔵」
...お通阿女(あま)の成敗(せいばい)も果さぬのに」旧約一海鳴りと松かぜに暮れてゆく障子のうちに...
吉川英治 「宮本武蔵」
...颯々(さっさつ)とふく松かぜの中に身を置いて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...天下に二なし巌流 佐々木小次郎「よし」墨のような松かぜが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...もう暗い松かぜへ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...松かぜに洗われても...
吉川英治 「宮本武蔵」
...繁山の岬のかげの八十島(やそしま)をしまづたひゆく小舟ひさしきしたたかにわれに喰はせよ名にし負ふ熊野が浦はいま鰹時むさぼりて腹な破りそ大ぎりのこれの鰹の限りは無けむ琴彈の濱の松かぜ斷えぬると見れば沖邊を雨のゆくなり山や海の事ばかり書いてゐた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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