...意富本杼(おほほど)の王が妹...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...袁杼(をど)比賣を婚(よば)ひに...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...また春日の袁杼比賣(をどひめ)が大御酒獻りし時に...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ここに袁杼比賣、歌獻りき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...應神天皇―若野毛二俣の王―意富富杼の王―宇非の王―彦大人の王―袁本杼の王...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...〔繼體天皇〕品太(ほむだ)の王の五世の孫袁本杼(をほど)の命一...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...螽(いなご)とぶ音杼に似て低きかな明治四十一年八月二十五日 日盛会...
高浜虚子 「五百句」
...其木有※・杼・豫樟・・櫪・投・橿・烏號・楓香...
陳壽 「魏志倭人傳」
...其木有二※杼、豫樟、櫪、投橿、烏號、楓香一...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...わたしは家毎に簾を編む機杼の音の薄暗い裏町にひゞくのを聞き...
永井荷風 「十年振」
...さうして機(はた)の道具(だうぐ)の一(ひと)つである杼(ひ)を蒲團(ふとん)へ乘(の)せた...
長塚節 「土」
...彼は運転中杼(ひ)を替え得る程に然(しか)く熟練せり...
根岸正吉 「織工」
......
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...過ぎし日あたしが持った杼(ひ)と同じようにあたしの体を只だ一個の器械としてより以上には取り扱わない工場主と魔窟のオヤジと院長とそこにどれ丈けの距(へだ)たりがあるね?ためたお金では傷口の肉がまだ二分の一しかあがらず退院した時にゃ腰のきれない程の借金で...
細井和喜蔵 「泥沼呪文」
...ミクサ金理乃(あきのぬの)美草刈葺(みくさかりふき)屋杼礼里之(やどれりし)兎道乃宮子能(うぢのみやこの)借五百磯所念(かりいほしおもほゆ)ミクサは美草でススキを賞めて称えたものである...
牧野富太郎 「植物記」
...いよいよ悪象ファッツに走り懸ると彼奴(かやつ)今吐いた広言を忘れ精神散乱して杼も餅も落し命辛々(からがら)逃げ走る...
南方熊楠 「十二支考」
...これは専門の説文(せつもん)学者を煩わすべき問題であるが、何でも今日我々が「ハハソ」と訓む柞の字、「トチ」と訓む栩の字、杼の字、橡の字、「クヌギ」と訓む櫪の字、時としては「イチイ」と訓む櫟の字等は、すべてその本義は一定の樹種の名ではなくて柴・薪などと同じく燃料ということであったらしい...
柳田國男 「地名の研究」
...機(はた)を織る杼(ひ)の中の管糸巻(くだいとまき)の様なのを...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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