...弟(いろと)の名は繩伊呂杼(はへいろとど)なり四...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...繩伊呂杼(はへいろど)に娶ひて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...またの名は意富富杼(おほほど)の王三...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...意富本杼(おほほど)の王が妹...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...袁本杼(をほど)の命を近つ淡海の國より上りまさしめて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...次に泥杼(ねど)の王(十三柱...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...またの名は須賣伊呂杼(すめいろど)...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
......
武田祐吉 「古事記」
...其木有二※杼、豫樟、櫪、投橿、烏號、楓香一...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...小夜ふけし裏町に簾を編む機杼の響のいそがしく聞ゆるさま...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...こんな機杼(きちょ)は他の場合には起こらないわけである...
永井隆 「長崎の鐘」
...さうして機(はた)の道具(だうぐ)の一(ひと)つである杼(ひ)を蒲團(ふとん)へ乘(の)せた...
長塚節 「土」
...猫(ねこ)が死人(しにん)を越(こ)えて渡(わた)ると化(ば)けるといつて杼(ひ)は猫(ねこ)の防禦(ばうぎよ)であつた...
長塚節 「土」
...織機(しょっき)の前に立ちて一杼(ひとひ)一杼と緯(よこ)をつむ...
根岸正吉 「織工」
...彼は運転中杼(ひ)を替え得る程に然(しか)く熟練せり...
根岸正吉 「織工」
...ミクサ金理乃(あきのぬの)美草刈葺(みくさかりふき)屋杼礼里之(やどれりし)兎道乃宮子能(うぢのみやこの)借五百磯所念(かりいほしおもほゆ)ミクサは美草でススキを賞めて称えたものである...
牧野富太郎 「植物記」
...これは専門の説文(せつもん)学者を煩わすべき問題であるが、何でも今日我々が「ハハソ」と訓む柞の字、「トチ」と訓む栩の字、杼の字、橡の字、「クヌギ」と訓む櫪の字、時としては「イチイ」と訓む櫟の字等は、すべてその本義は一定の樹種の名ではなくて柴・薪などと同じく燃料ということであったらしい...
柳田國男 「地名の研究」
...機(はた)を織る杼(ひ)の中の管糸巻(くだいとまき)の様なのを...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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