...氷の淵に東邦の本草(ほんざう)は茂りたり...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...その筆記は東邦協会の雑誌に出て...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...大恩教主の法の光をひとしく仰ぐわれら東邦民族の合同をも策し...
岡倉由三郎 「茶の本」
...あの「アジアは一なり」で始まる『東邦の理想』一巻二四四ページである...
岡倉由三郎 「茶の本」
...『東邦の理想』に対しては議論の余地が史実そのほかの点からあるいは出る余地もあろう...
岡倉由三郎 「茶の本」
...未だ見ぬ東邦諸国の古(いにしえ)へと夢のような憧憬(あこがれ)を懐かしめたものであったが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...希臘(ギリシャ)人・東邦人(レヴァンテン)・あらぶ・埃及(エジプト)人・とるこ人・シリヤ人・回教を信じようとしない「西方から来た白い悪魔」たち・遊牧の貴族べずいん人...
谷譲次 「踊る地平線」
...* ギリシア的乃至欧洲的思想は無論古来東邦的・印度的・思想と交流している...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...併しこの客観的弁証法は新プラトン学派自体がそうあるように単に東邦の宗教意識に動機されている意味でばかりではなく...
戸坂潤 「辞典」
...恐らく私は「百万のマルコ(マルコ・ミリオネ)」と嗤(わら)われた昔の東邦旅行者の口惜しさを味わわねばならぬだろうし...
中島敦 「環礁」
...恐らく私は「百萬のマルコ(マルコ・ミリオネ)」と嗤はれた昔の東邦旅行者の口惜しさを味ははねばならぬだらうし...
中島敦 「環礁」
...先後十年間、東邦ノ賢豪長者、道ニ滬上(こじょう)ニ出ヅルモノ、縞紵(こうちょ)ノ歓ヲ聯(つら)ネザルハナシ...
中島敦 「斗南先生」
...まして東邦とか西国とかいうが如き区域を指すにはあまりに茫漠の言葉である...
新渡戸稲造 「東西相触れて」
...東邦平和雑誌記者はこの東京湾の未来を論じて世界の大勢に論及し...
正岡子規 「四百年後の東京」
...卓落東邦千載策...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...上海(シャンハイ)に挙行された東邦大会の選手権把持者――だが...
吉行エイスケ 「飛行機から墜ちるまで」
...眼は東邦プロの春沢美子...
蘭郁二郎 「魔像」
...そしてその東邦の数奇を凝らした画室の中央に立てかけられて...
渡辺温 「絵姿」
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