...* * *万葉集十四東歌伊禰都気波(いねつけば)可加流安我手乎(かがるあがてを)許余比毛加(こよいもか)等能乃和久胡我(とののわくごが)等里奈気可武(とりてなげかん)...
伊藤左千夫 「新万葉物語」
...『万葉』に防人の歌や東歌がのせてあるのでも知られる如く...
津田左右吉 「日本歴史の特性」
...東歌)の古代の娘のように...
中谷宇吉郎 「雪」
...『万葉集』中の東歌(あずまうた)や防人歌(さきもりのうた)のごとき東国語においては同じ仮名にあたる二音の区別が混乱した例が少なくなく...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...その第十四巻の東歌(あずまうた)の中に「我」とあるべき所に「家」と使ってあるので少し変だと思って...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...殊に『万葉集』巻十四の東歌(あずまうた)および巻二十の防人(さきもり)の歌において例外が取分け多いのでありますが...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...信濃なるすがの荒野にほととぎす鳴く声きけば時過ぎにけり――万葉東歌――八ヶ嶽の...
三好十郎 「おりき」
...稲つけば皹(かが)るわが手を今宵もか殿の稚子(わくご)がとりて歎かむ(巻十四東歌)万葉集に就て云々する以上その長歌に就て一言もふれなかつたのは勿論片手落の沙汰ではあるが...
三好達治 「万葉集の恋歌に就て」
...いわゆる東歌(あずまうた)ではあるけれども...
柳田国男 「海上の道」
......
柳田国男 「海上の道」
...麦ついて夜麦ついてお手にマメが九つ九つのマメを見れば親の里が恋しや『万葉集』東歌の「稲つけば皸(かが)るわが手を今宵もか殿の若子(わくご)がとりて歎かむ」の歌のように...
柳田国男 「故郷七十年」
...洛東歌の中山なる清閑寺の幽静を愛でて...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
便利!手書き漢字入力検索