...本名俳名も――谷活東といふのが居た...
泉鏡花 「遺稿」
...その原の一隅に今の東京駅が出来た...
高浜虚子 「丸の内」
...女史の親戚(しんせき)の東洋石油の重役の人が...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...直ぐ東京へ帰って...
中谷宇吉郎 「壁画摸写」
...さればとて今日全国中の東西南北何(いず)れを見るも共に語るべき人はない...
服部之総 「福沢諭吉」
...これは純東國的宗旨であるから一層然るのであらうとも思はれる...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...東京のは相手がわかつているし...
三好十郎 「肌の匂い」
...「こんどふぢ子さんが東京へかへるころには出来ますよ...
室生犀星 「ザボンの実る木のもとに」
...大正十二年九月一日の関東大震災のことはロンドンで聞いた...
柳田国男 「故郷七十年」
...東北に往(い)って聞いてみても...
柳田國男 「地名の研究」
...かくて十一月十八日アインシュタイン教授夫妻は東京駅についた...
山本実彦 「十五年」
...……君も東京の落人か...
山本周五郎 「陽気な客」
...この意味から見て東京人の堕落はやがて日本人の堕落である...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...東京へ遊びに来ても自動車にばかり乗るので...
與謝野晶子 「女が来て」
...東郷家の仲間(ちゅうげん)をしていた者なので...
吉川英治 「篝火の女」
...わずか東へ一里少々...
吉川英治 「私本太平記」
...四東西風呂のこと――京都より奈良へ――ホテルの食堂湯から上がってこれから寝ようとするところだが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...東の方では信長が京都に現われた...
和辻哲郎 「鎖国」
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