...前の数列は小供で一杯...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...十杯許(ばかり)の船が一緒になって...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...小桶に三杯以上は使へない...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...また一杯やったあとで...
江戸川乱歩 「影男」
...一杯のミルクには、正確に、一杯のミルクを...
太宰治 「春夫と旅行できなかつた話」
...橋の上にも橋の下にも見物の衆が一杯でござりましたわい...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...素焼きにして二杯酢に漬け...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...あの男のどこがあなたより立派だというんです?」「私はあなたと一杯やった覺えはありませんよ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...納豆(なっとう)にお茶漬を三杯もかき込んで平然としている...
永井荷風 「妾宅」
...余は茶を一杯啜つて何處か見物するのに善い處はないかと聞くとおゑんさんは思ひ立つたやうに余を表の大廣間へ案内した...
長塚節 「菜の花」
...棚の上もトランクや土産物で一杯である...
中原中也 「三等車の中(スケッチ)」
...一杯献上しながらお世辞を言って居ります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...(第七十九圖(だいしちじゆうくず))(1)銅柄香爐 (2)がらす杯 (3)角形銅器(4)金耳飾り (5)勾玉 (6)金腰飾り (7)金帶飾りかような塚(つか)は...
濱田青陵 「博物館」
...拳固(げんこ)を力一杯で握り固めたり...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...一杯の水を飲む猶予さへも見あたらなかつた...
牧野信一 「山峡の村にて」
...一杯のほろ苦き酒あり...
牧野信一 「痴酔記」
...酒がうまく無えや、秋ちやん、もう一杯...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...杯を手に自身のことを「少しクリスチャン……」といった...
吉川英治 「随筆 新平家」
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