...腹腔鏡を使った手技は、従来手術よりも負担が少ない...
...十何年来手にしたことのない毛筆を執(と)り...
上田広 「指導物語」
...本来手の仕事でも足の仕事でも眼の仕事でも口の仕事でもなく...
内田魯庵 「駆逐されんとする文人」
...近来手強(てごわ)い事件がないせいか...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...お嫁の来手(きて)がない両大関(りょうおおぜき)で...
海野十三 「空襲葬送曲」
...古来手品師たちが...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...以来手を出させぬように致してやろうではないか」「それは結構...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...「とても来手(きて)はねえな...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...あとへ来手(きて)がなかったりすると...
壺井栄 「二十四の瞳」
...誰も来手(きて)はあるまいな」僕が苦笑しながら...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...こんな家に嫁の来手はないのだから...
久生十蘭 「金狼」
...どうしても、婿養子をしなくてはならぬけれども、来手がない...
火野葦平 「花と龍」
...その時もお龍は自分のひざの上を歩るかせて自分ではその来手来手をふさいではからかって居た...
宮本百合子 「お女郎蜘蛛」
...これ以来手紙が通うようになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...台湾の窯業家の将来手本とすべきものが充分にある...
柳宗悦 「台湾の民藝について」
...古来手をつけない樹林地が広く...
柳田国男 「海上の道」
...年来手飼(てがい)の家の子郎党など...
吉川英治 「上杉謙信」
...東国ヘ下ル者」とある往来手形を...
吉川英治 「新書太閤記」
...阿州普化宗院派僧(あしゅうふけしゅういんはそう)の印可を焼印(やきいん)した往来手形である...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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