...それ以来島田とは絶交状態だったが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...来島恒喜(くるしまつねき)を出したるものまた焉(いずく)んぞ彼が熱血の余瀝(よれき)ならざるを知らんや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...是日来島(くるしま)頼三の隊が千代岡(ちよがをか)を攻撃し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかもその岩佐が来島するといって来たので...
柳田国男 「故郷七十年」
...来島(くるしま)という柔道家だったが...
夢野久作 「爆弾太平記」
...そこで改めて来島の顔を見ると...
夢野久作 「爆弾太平記」
...来島は落付いて云った...
夢野久作 「爆弾太平記」
...それから引続いた来島の働らき振りには吾輩イヨイヨ舌を捲かされたもんだよ...
夢野久作 「爆弾太平記」
...その間に来島は本船に上って...
夢野久作 「爆弾太平記」
...片隅で屍体の世話を焼いていた丸裸の来島運転士も...
夢野久作 「爆弾太平記」
...白い眼をして吾輩と来島の顔を見比べているばかりであった...
夢野久作 「爆弾太平記」
...隅ッ子の方に固まっていた雛妓(おしゃく)が「ワッ」と泣き出す……トタンに来島の血相が又も一変して真青になった...
夢野久作 「爆弾太平記」
...トタンに来島が猛然として飛かかろうとしたから...
夢野久作 「爆弾太平記」
...そのうちに来島は...
夢野久作 「爆弾太平記」
...来島の影はどこにも見えない...
夢野久作 「爆弾太平記」
...慶北丸の運転士来島とが腹を合わせた何かの威嚇手段じゃないか...
夢野久作 「爆弾太平記」
...スレ違った来島にも気付かれないで...
夢野久作 「爆弾太平記」
...出来島(できしま)の一端を見つめた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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