...なんとなれば元来島嶼(とうしょ)なるものはその面積に比すれば大陸諸国よりもはるかに長き海岸を存し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...来島恒喜(くるしまつねき)を出したるものまた焉(いずく)んぞ彼が熱血の余瀝(よれき)ならざるを知らんや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...来島又兵衛は討死する...
中里介山 「大菩薩峠」
...マリオ・ジェンツイオエミリオ・モンティシェザレ・ロッセルリ病気見舞としコルシカより来島...
久生十蘭 「フランス伯N・B」
...是日来島(くるしま)頼三の隊が千代岡(ちよがをか)を攻撃し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そこで改めて来島の顔を見ると...
夢野久作 「爆弾太平記」
...それから引続いた来島の働らき振りには吾輩イヨイヨ舌を捲かされたもんだよ...
夢野久作 「爆弾太平記」
...その間に来島は本船に上って...
夢野久作 「爆弾太平記」
...片隅で屍体の世話を焼いていた丸裸の来島運転士も...
夢野久作 「爆弾太平記」
...白い眼をして吾輩と来島の顔を見比べているばかりであった...
夢野久作 「爆弾太平記」
...隅ッ子の方に固まっていた雛妓(おしゃく)が「ワッ」と泣き出す……トタンに来島の血相が又も一変して真青になった...
夢野久作 「爆弾太平記」
...来島の横ッ面(つら)を一つ...
夢野久作 「爆弾太平記」
...トタンに来島が猛然として飛かかろうとしたから...
夢野久作 「爆弾太平記」
...そのうちに来島は...
夢野久作 「爆弾太平記」
...慶北丸の運転士来島とが腹を合わせた何かの威嚇手段じゃないか...
夢野久作 「爆弾太平記」
...あの忰の友太郎だけは惜しかったですね」と来島が暗涙を浮かめて云った...
夢野久作 「爆弾太平記」
...スレ違った来島にも気付かれないで...
夢野久作 「爆弾太平記」
...来島(くるしま)一族の水軍も味方にひかえ...
吉川英治 「黒田如水」
便利!手書き漢字入力検索