...杣人と道連れになつて...
種田山頭火 「旅日記」
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種田山頭火 「旅日記」
...山上の森林中に杣人が食の準備にかかる頃――おほいなる樹を伐り倒し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...杣人(そまびと)を驚かしつづけたことを...
中里介山 「大菩薩峠」
...杣人の斧うちふりて...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...『北越雪譜(ほくえつせっぷ)』に杣人(そまびと)や猟師が熊狼から女根まで決して本名を称(とな)えぬ例を挙げ...
南方熊楠 「十二支考」
...さて杣人(そまびと)一日山に入りて儲けなく...
南方熊楠 「十二支考」
...杣人山中で栗鼠に会うに...
南方熊楠 「十二支考」
...杣人(そまびと)の類か...
百瀬慎太郎 「案内人風景」
...そして杣人足(そまにんそく)の一組に天神橋(てんじんばし)と難波橋(なんばばし)との橋板をこはせと言ひ付けた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...こちらへ廻つた杣人足(そまにんそく)が...
森鴎外 「大塩平八郎」
...出羽の荘内の山中でも杣人(そまびと)がこれを拾ってきて...
柳田国男 「山の人生」
...林の奥か藪(やぶ)の蔭か足跡を尾けられぬ処へお隠れください」「杣人(そまびと)か猟人などではないのか」「違います...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...冬過ぐとすがれ伏したる萱原にけふ降り積る雪の真白さ大君の御猟(みかり)の場(には)と鎮まれる天城越えゆけば雪は降りつゝ見下せば八十渓に生ふる鉾杉の穂並が列に雪は降りつつ天城嶺の森を深みかうす暗く降りつよむ雪の積めど音せぬ岩が根に積れる雪をかきつかみ食ひてぞ急ぐ降り暗むなかをかけ渡す杣人がかけ橋向つ峰(を)の岨(そば)につづきて雪積める見ゆ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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