...美容師さんに「束髪のヘアスタイルがしたい」と伝えた...
...結婚式に出席する際、束髪のヘアアレンジをした...
...暑い夏には、束髪で涼し気な印象を与える...
...かつらを被らない芸者の髪型は、束髪を結うことが多い...
...オーソドックスな和装の場合、束髪が一般的なヘアスタイルである...
...束髪(そくはつ)に結った令嬢が...
芥川龍之介 「路上」
...束髪(そくはつ)の形を直したりした...
有島武郎 「或る女」
...惜気(おしげ)なく束髪の鬢(びん)を掉(ふ)って...
泉鏡花 「婦系図」
...彼女はゆうべ結った束髪をこわして...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...わたしの見た女の方は束髪だった様に覚えています...
海野十三 「電気風呂の怪死事件」
...「……束髪の女装をした奴で...
海野十三 「電気風呂の怪死事件」
...照ちやんも亦文太郎に勸められて床に就いてお金と少し離れて寢て居たが其照ちやんの亂れた束髪は又お金の眼に恐ろしく映つた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...黒い沢山ある髪を束髪にした凄いやうに綺麗な女が障子の引手に凭れるやうにして立つてゐた...
田中貢太郎 「蟇の血」
...黒い数多(たくさん)ある髪を束髪(そくはつ)にした凄いように(きれい)な女が...
田中貢太郎 「蟇の血」
...秋草には束髪(そくはつ)の美人を聯想すなど考えながらこゝを出でたり...
寺田寅彦 「半日ある記」
...お島は気持わるく壊(くず)れた髪を、束髪に結直して、長火鉢の傍へ来て坐ってみたりしていたが、頭脳(あたま)がぴんぴん痛みだして来たので、鶴さんが二階へ上って来る時分には、彼女(かれ)もいつか蒲団(ふとん)を引被(ひっかつ)いで寝ていた...
徳田秋声 「あらくれ」
...そういいながら格子戸を開けたその女の束髪姿を見ると...
徳田秋声 「爛」
...大きい束髪に結っている...
豊島与志雄 「球突場の一隅」
...髪を大きな束髪に結っていた...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...櫛を束髪の根方へ押し付けて...
夏目漱石 「それから」
...束髪のお鯉を見たときは安藤てる子さんとして紹介されたので...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...鬢(びん)の毛と一緒に束髪みたいに掻(か)いていたのだが――鼈甲(べっこう)の櫛(くし)...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...洋風なる者は束髪長裾...
正岡子規 「四百年後の東京」
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