...二人の話はハタと杜絶えてしまった...
海野十三 「深夜の市長」
...とつぜん杜絶(とぜつ)してしまったのであった...
海野十三 「地球要塞」
...世界の交通は杜絶し...
海野十三 「予報省告示」
...お互にしばらく文通も杜絶えていて...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...此の道路にも土産物を賣る店の連鎖が延長して溪流の眺めを杜絶してゐるのである...
寺田寅彦 「伊香保」
...言ひかけた言葉を杜絶(とだや)した時...
永井荷風 「男ごゝろ」
...これは交通杜絶(こうつうとぜつ)の場合...
中里介山 「大菩薩峠」
...交通杜絶(とぜつ)の一歩手前で...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...完全に杜絶したわけである...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...寧ろそれから生ずる財源の杜絶(とぜつ)の方が恐ろしかった...
夏目漱石 「それから」
...もう通信が杜絶してゐるらしい...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...さつきから往來も杜絶えましたからね」「をぢさん眠いでせう? 濟みませんねえ」「いやア...
林芙美子 「雨」
...想像するほどに交通が杜絶しなかったことは...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...人間の最後の意識が杜絶(とだ)える瞬間のことを殆ど目の前に見るように想像さえしていた...
原民喜 「美しき死の岸に」
...もの音の杜絶(とぜつ)した夜半...
原民喜 「冬日記」
...電車は故障があつたのか、暫らく杜絶えて、停留所のあたりは、芝居歸りの客の雨傘や蝙蝠傘で埋まつた...
正宗白鳥 「雨」
...笛の音がはたと杜絶(とだ)えた...
山本周五郎 「新潮記」
...藪が杜絶えると、下は一面の白ぢやけた砂原で、日が直射して、ギラ/\光つてゐる...
吉江喬松 「伊良湖の旅」
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