...そこではたと杜絶(とだ)えた...
海野十三 「地球要塞」
...ぱったり杜絶(とだ)えてしまったのである...
海野十三 「地球要塞」
...とつぜん杜絶(とぜつ)してしまったのであった...
海野十三 「地球要塞」
...世界の交通は杜絶し...
海野十三 「予報省告示」
...交通が杜絶(とぜつ)しないとも限らぬ...
中里介山 「大菩薩峠」
...この交通の杜絶(とぜつ)している白骨の奥へ...
中里介山 「大菩薩峠」
...かかる弊風を杜絶(とぜつ)するためにこそ吾々はこの学校に職を奉じているので...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...(十一月から三月までの間は交通が全然杜絶する...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...外には人通りも杜絶(とだ)え...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...昏くなつた不安な思ひが杜絶えた...
林芙美子 「暗い花」
...想像するほどに交通が杜絶しなかったことは...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...人間の最後の意識が杜絶(とだ)える瞬間のことを殆ど目の前に見るように想像さえしていた...
原民喜 「美しき死の岸に」
...人通りの全く杜絶えてゐるかのやうな公園の森の中を...
牧野信一 「変装綺譚」
...大戦争で外薬輸入杜絶の後人参がたちまち声価を挙げ...
南方熊楠 「十二支考」
...きょうのお手紙に交通杜絶とあり全くそれに近いわね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...言葉での理解の杜絶などはなんでもない...
山川方夫 「ジャンの新盆」
...杜絶(とぜつ)した...
吉川英治 「新書太閤記」
...それもすぐに杜絶(とだ)えてしまった...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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