...象牙の杖によりながらわしに会ひに出て来た...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...杖を携へて愁歩蹌踉(さうらう)...
石川啄木 「閑天地」
...杖をからんからんとならしながら...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...その折松風氏は卓子(テーブル)に頬杖をついてこくり/\居睡(ゐねむ)りをしてゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...杖をその上から投げ込み...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...その駕籠の上に頬杖をつきながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...例の唯一の武器たる杖槍(つえやり)も...
中里介山 「大菩薩峠」
...その半靴を脱いで杖の先きにブラ下げて...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...卓子に肘杖をついて坐りながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...竹の杖(つえ)を指の腹に立てて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...松葉杖を突いて廊下を歩いて見られるのもいいでしょう...
夢野久作 「一足お先に」
...頬杖にあごをのせて見物していますが...
吉川英治 「江戸三国志」
...朱柄の槍を杖(つえ)についた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...杖をひけ」と、いった...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉が振り上げた杖は...
吉川英治 「新書太閤記」
...杖をこつこつついて...
吉川英治 「親鸞」
...杖をついて出て来る...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...杖を突いているからでもあるが...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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