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關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...柄杓(ひしゃく)を貸してあげようといった...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...元古仏『半杓の水』の遺訓までは忘れることが出来ないからである...
種田山頭火 「私の生活」
...杓子裏の一と所を選んで...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...あの杓子がいくつ継(つな)がったら...
夏目漱石 「草枕」
...もっとも日本の飯杓子(めしじゃくし)のような大きなものではありません...
夏目漱石 「創作家の態度」
...戸口に杓子(しゃくし)が一つ打ちつけてあって...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...「仕掛はこの柄杓だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その材は今一例を挙げて見ればかの安芸の宮島で売っている杓子や盆などもこれで作られる...
牧野富太郎 「植物記」
...しかし盃と柄杓(ひしゃく)落さぬはほんの乱れ足とも見えず...
正岡子規 「俳句の初歩」
...このまま薄く切ってロースのようにしても食べられますが丁寧(ていねい)にすれば別の鍋へバターを溶かしてメリケン粉を入れて杓子(しゃくし)で攪(か)き廻(ま)わしながら色の黒く焦(こげ)るまでよくよくいためて...
村井弦斎 「食道楽」
...流行る人の處へは猫も杓子も尋ねて行く...
森林太郎 「長谷川辰之助」
...新しい鍋(なべ)の蓋(ふた)の上に新しい杓子を一本載せ...
柳田国男 「木綿以前の事」
...茶柄杓のぶっ違いの中央に...
山本笑月 「明治世相百話」
...室のひがし杓子(しゃくし)ヶ浦(うら)でいちど休んだ...
吉川英治 「私本太平記」
...滾々(こんこん)とあふれる神泉をもう一柄杓(ひとひしゃく)掬(すく)って...
吉川英治 「新書太閤記」
...水桶の竹柄杓(たけびしゃく)をさぐっていたが...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...一杓(しゃく)の甘茶に...
吉川英治 「宮本武蔵」
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