...杉皮は漢方薬にも使われます...
...山で杉皮を見つけたので、茶にして飲んでみた...
...治療に杉皮を使った方が、薬の副作用を気にしなくて済みます...
...杉皮を加えることで、お肉の薫りが増します...
...森林浴で、杉皮の香りが漂ってきて心が癒された...
...屋根(やね)は厚(あつ)い杉皮葺(すぎかわぶき)...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...臆病そうに幾度か頭を下げながら穢(きたな)いムッとする様な杉皮葺(ぶき)の豚舎へ案内しました...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...古来からの茅葺、柾葺、杉皮葺は、とにかくとして、現在多くの民は、トタン葺の家に住み、ふろしきを被つて、もんぺいをはき、中流以下悉く粗食に甘んじてゐる、といふ...
太宰治 「津軽」
...杉皮葺(すぎかわぶき)の仮屋根の下に墨黒々と「彰忠(しょうちゅう)」の二大字を書いた板額(いたがく)が掲(かか)って居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...杉皮が僅に雨を覆うて居る檐端(のきば)の手の屆く所に鳥の巣が二つならんである...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...壁まですっかり杉皮が張りつめられてあって...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...杉皮葺(すぎかわぶ)きの山小屋を...
堀辰雄 「菜穂子」
...此處はHappy Valleyなんぞと外人が呼んでゐる小さな谷の上にある林の中の杉皮葺きのコッテエヂ...
堀辰雄 「七つの手紙」
...杉皮葺(すぎかわぶ)きの山小屋を...
堀辰雄 「楡の家」
...杉皮ばかりの天井裏で...
堀辰雄 「山日記 その一」
...杉皮で屋根を葺いて...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...杉皮(すぎかわ)の屋根まであり...
柳田国男 「母の手毬歌」
...家は杉皮葺(すぎかわぶき)の小さなもので...
山本周五郎 「山彦乙女」
...従って雨露を凌(しの)ぐに足るほどな仮屋の屋根も囲いのうちには見える、杉皮、檜皮などでそれを葺(ふ)いてあった...
吉川英治 「上杉謙信」
...杉皮と戸板で囲んだホッ建て小屋がある...
吉川英治 「随筆 新平家」
...屋根裏に葺(ふ)いてある杉皮が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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