...』『天地は不朽である...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...財産私有の今日の制度が朽廢し去つた後は...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...櫓柱は朽ちて央(なか)ば以上形なし...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...ヴエレスチヤギンはそれを畫布の上に不朽のものにしたのだ...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...朽ちて山岳となり...
高木敏雄 「比較神話学」
...とうとう開ききらずに朽ちてしまうのか...
寺田寅彦 「花物語」
...不朽の名譽獲らるべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...昔はおそらく諸大陸を発見したろうが今は港に朽ちている古船のように...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...朽葉の間を鰻のように走って...
豊島与志雄 「高千穂に思う」
...私もまだ老い朽ちた年でもなく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...また自分にもいつの日か必ず来るに違いない沈黙と腐朽への恐ろしい変化――自分の羊の群れで何度も見ましたし...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「羊飼いハイタ」
...どこから吹き寄せるか奥の方はこの藻ばかりで朽ちた土は沈んで干潟となり...
柳田国男 「雪国の春」
...頂上へ近づくに随いぼろぼろに朽ちかけた建物が...
横光利一 「旅愁」
...肉体はそのままでも――刃や他の何の力を加えないでもバタと朽木(くちき)のように斃(たお)れて終ってしまいそうであった...
吉川英治 「黒田如水」
...隠しておいた朽木を激流の岩に架(か)けて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...あぶない朽木橋(くちきばし)の上へは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...大きく縦に群青の縞をなし朽葉色の森の中に浮き出でているのであった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...四旬節の頃に朽網に赴いた...
和辻哲郎 「鎖国」
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