...真暗な小屋の中に臥乱(ねみだ)れた子供を乗りこえ乗りこえ囲炉裡(いろり)の所に行って粗朶(そだ)を一本提げて出て来た...
有島武郎 「カインの末裔」
...耳朶(みみたぶ)に手をあてて眉を顰(ひそ)めつ...
泉鏡花 「活人形」
...最前から彼の耳朶に押しあてられていた熱い唇が横に移動して彼の頬の方から...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...万朶(ばんだ)のさくらの花でも...
太宰治 「古典風」
...照りて萬朶の花霞花にも勝る身の粧あるは歸鳥の影呑みてゆふべ奇峯の夏の空海原遙か泛びては紛ふ白帆の影寒く...
土井晩翠 「天地有情」
...黒い髪のはじから覗いてる耳朶の下に...
豊島与志雄 「月明」
...新たに粗朶をくべたした...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...耳朶(みみたぶ)を赤くしながら...
直木三十五 「南国太平記」
...耳朶は見る見る上気して...
中島敦 「妖氛録」
...木蓮(もくれん)は幾朶(いくだ)の雲華(うんげ)を空裏(くうり)に(ささ)げている...
夏目漱石 「草枕」
...一朶(いちだ)の黒いものが手に残って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一朶(だ)の雲がゆら/\とかゝる風情でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...足もとには末枯れた春日歯朶や厚い青苔がふかふかとあつたかい...
橋本多佳子 「椎の実」
...そこで歯朶の字をこれに充てこれをヨワイノエダと訓(よ)ませ長寿を表象させている...
牧野富太郎 「植物記」
...耳朶(みみたぶ)を染めながら嬉気に頬笑んだ...
山下利三郎 「誘拐者」
...――多木の家の山中の温泉は殆ど歯朶(しだ)類の中に埋れているといっても良いほど...
横光利一 「馬車」
...万朶(ばんだ)の花を一すじに引いたように...
吉川英治 「新書太閤記」
...耳朶(みみたぶ)までほの紅く染めていたにもかかわらず...
吉川英治 「新・水滸伝」
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