...この本舞台に登場しない犬江(親兵衛は行徳に顔を出すがマダ子役であって一人前になっていない)・犬村・犬阪の三犬士は役割からはむしろスケ役である...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...これからいよいよ本舞台だ...
海野十三 「深夜の市長」
...科学小説時代はいよいよ本舞台に入ろうとしている...
海野十三 「『地球盗難』の作者の言葉」
...彼の本舞台は、降霊術の暗闇の世界に在(あ)ったのだ...
江戸川乱歩 「悪霊」
...本舞台に掛るの段取だが...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...『役者(やくしゃ)国(くに)の華(はな)』(出板年次不詳)『絵本舞台扇(えほんぶたいおうぎ)』(明和七年板色摺三冊)その続編(安永七年板色摺二冊)並(ならび)に『役者(やくしゃ)夏(なつ)の富士(ふじ)』(安永九年板墨摺一冊)等なり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...併し彼が関西に根拠を置く実際上の必要から内演試演は彼の地でやり本舞台はこっちで開かねばならぬ...
中里介山 「生前身後の事」
...それで虚子が花道を行き切っていよいよ本舞台に懸った時...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...途方にくれて一同を見渡していた末、自分までが引入れられてはいけないとキッと気を取直して)……いいえ、泣く子は此処に置いて行きます! お江戸までも行って、お願いをせねばならぬ者が、お腹が空いたくらいで泣くほどなれば、置いてきぼりになって死んだがよい! さ、早く行きましょう! 行くべ、さ! (構わず歩き出して、本舞台の方へ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...(四人本舞台へ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...即ち揚幕を出た道は花道から本舞台にかかり...
三好十郎 「斬られの仙太」
...歩べ! (と二人を押しやるようにして本舞台へ連れて行く)隊一 フン...
三好十郎 「斬られの仙太」
...再び駆け出して本舞台へ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...スタスタと本舞台へ)お咲 (後を振返りつつ)おっかさん...
三好十郎 「斬られの仙太」
...無言で走って本舞台へ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...こりいかん!(本舞台へ向って走り出す)男二 (追いかけて)ど...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...再び駆け出して本舞台へ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...後を振返りつつ)自二 斬るかっ、この辺で自三 いかん! ここじゃいかん! とにかく、寺へ報告しろ!自四 藩閥の犬め! 畜生!自五 富永先生を山へっ!五人足を踏み鳴らして叫びつつ、本舞台にかかり、その中の二人ばかり、道を迂回するのが、まどろこくなって、いきなり稲田の中に一、二歩踏み込む...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
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