...悉(ことごとく)週報「上海」の主筆西本省三氏のおかげである...
芥川龍之介 「上海游記」
...いまではもう出世して本省の監督局におさまっていられますが...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...本省に転勤を命ぜられたので...
薄田泣菫 「茶話」
...ともかく貴方と本省へ...
橘外男 「仁王門」
...午後の六時頃本省を出ました...
橘外男 「仁王門」
...岸本省平は毎日歩きました...
豊島与志雄 「白蛾」
...岸本省平は彼女を見出しました...
豊島与志雄 「白蛾」
...岸本省平はちと変な気がしました...
豊島与志雄 「白蛾」
...岸本省平の胸のうちに...
豊島与志雄 「白蛾」
...本省の官吏や府県の随行員や新聞記者が数多並んで...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...函館の税関長となりまた本省の局長から...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...今(いま)も猶(なほ)課長(くわちやう)として本省(ほんしやう)にゐないのを遺憾(ゐかん)とした...
夏目漱石 「門」
...而(そ)して本省への報告に...
羽志主水 「監獄部屋」
...たとえば陸軍省の調べでは本省から憲兵隊から参謀本部監軍部はもとより...
服部之総 「武鑑譜」
...やつぱり本省の方から来たひとで...
林芙美子 「浮雲」
...その法、他(た)なし、文部省、工部省の学校を分離して御有となすときは、本省においては、従来学校に給したる定額を省(はぶ)くべきは当然の算数にして、この定額金は必ず大蔵省に帰することならん...
福沢諭吉 「学問の独立」
...今度は本省の方とは関係のない...
三好十郎 「樹氷」
...水曜日には東京の本省から事務官の出張があり...
吉川英治 「忘れ残りの記」
便利!手書き漢字入力検索