...それは本然のことだと思います...
...彼女は本然の美しさを持っています...
...彼は本然に向いていると思います...
...彼女の言動は本然さを感じさせます...
...私たちは本然の親子であり、愛し合っています...
...一〇 有二本然之眞己一...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...〔譯〕本然(ほんぜん)の眞己(しんこ)有り...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...(拍手)人間本然の姿は人間と人間が争う姿ではないと思います...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...個性の本然性に背(そむ)いた考え方だ...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...人間凡通の本然性情に外ならず候...
石川啄木 「渋民村より」
...埴安(はにやす)の郷(さと)の土より生(はえ)ぬきのなれに呼ばれて本然(ほんねん)の命にかへる...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...私たちはこれを契機として本然に立ちかへらなければならない...
種田山頭火 「其中日記」
...全く警察らしい本然警察の正道を発見したものだと云わざるを得ない...
戸坂潤 「社会時評」
...この本然的警察権の槍玉にあげられたに過ぎない...
戸坂潤 「社会時評」
...本然的な警察機能が右翼団体に及び得ないものとすれば...
戸坂潤 「社会時評」
...苟くも警察の本然の機能が社会人の日常生活の保護にある以上...
戸坂潤 「社会時評」
...一の自覚されない本然主義の運動でもあったのだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...本然の奇妙なすがたをした猫族で...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...或は主體自らに内在する本然の力を頼みとし...
波多野精一 「時と永遠」
...作家としての生き方の本然性が失われるのではないから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...愈君本然の真の道に立たむ事である...
室生犀星 「愛の詩集」
...この本然の性を離れて真実の美はない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...即ち本然の様から離れた姿を指すのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
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