...それは本然のことだと思います...
...彼女は本然の美しさを持っています...
...彼は本然に向いていると思います...
...彼女の言動は本然さを感じさせます...
...私たちは本然の親子であり、愛し合っています...
...(拍手)人間本然の姿は人間と人間が争う姿ではないと思います...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...そのためにこれら輪廻現象の本然の解説の探求...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...しかしてその時「本然」という名を貰ったのでした...
淡島寒月 「我が宗教観」
...人性本然の要求の滿足せられたるところ...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...人間の本然の愛だ...
太宰治 「十五年間」
...ウール・シュタンド(本然の状態)に帰らせた...
太宰治 「もの思う葦」
...本然を守る――それが私に与へられた...
種田山頭火 「行乞記」
...いひかへれば本然...
種田山頭火 「其中日記」
...右翼団体はもはや本然的警察機能の対象以外に横たわるものとなって了っている...
戸坂潤 「社会時評」
...或は主體自らに内在する本然の力を頼みとし...
波多野精一 「時と永遠」
...本然ならぬ威力が宿っている……...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...めきめきとこの人の本然の持ち味は開花した...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...小理屈や負惜しみ等で胡麻化し切れない本然な力の爆発に...
宮本百合子 「概念と心其もの」
...私たちが失った人間としての本然の性質を...
柳宗悦 「民藝四十年」
...即ち本然の様から離れた姿を指すのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...自分の本然な心のうちで...
吉川英治 「折々の記」
...彼も気づかぬ本然の妄執がいつかうごいていた...
吉川英治 「私本太平記」
...男を喘(あえ)がせて男の精を喰べ尽さねば止まぬ淫婦の本然を狂い咲きに開かせてきたすがたである...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??