...本旨から離れないで話をしてください...
...この議論は本旨とは違います...
...本旨に沿うように意見をまとめましょう...
...彼は本旨を逸した発言をした...
...職務質問の本旨は何ですか?...
...然しながらルウテルとカルヴインが政治家と変じ貴族並びに群集精神に呼応し初むると同時に彼等は改革の本旨を危地に陥れた...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「少数と多数」
...高めてもゆくことを本旨とする現代の国家とはその精神の全く違っていたむかしの政治形態においては...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...この著者の本旨は必ずしも絶対に名利を捨てよというのではなく...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...ともかくこれを今日の學界に紹介して置きたいといふのが自分の本旨である...
内藤湖南 「章學誠の史學」
...彼らの本旨(ほんし)がようやく分って来た...
夏目漱石 「行人」
...また若しこの一文が芥川氏に読まれる事を本旨とするならば...
南部修太郎 「現代作家に対する批判と要求」
...然論之者、非此書之本旨...
西周 「靈魂一元論」
...立国の本旨を明にして...
福澤諭吉 「〔気品の泉源、智徳の模範〕」
...これをもって教育の本旨とするは当らざるに似たれども...
福沢諭吉 「教育の目的」
...しかしこの願の本旨は臨終現前とか来迎引接とかにあるのであろうか...
三木清 「親鸞」
...しかし講演の本旨は...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...かかる竜の像は追々その本旨を忘れ...
南方熊楠 「十二支考」
...輸送の本旨に反したムダゴトであると云い得る...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...それは用途を心とする工藝の本旨に悖るではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...徹底を本旨としていた彼らの名誉のために...
柳田国男 「雪国の春」
...地方自治の本旨に添はないことにもなるので...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...経国ノ剣トシテ家流ノ本旨トナシ...
吉川英治 「剣の四君子」
...父の石舟斎は家康公の問に答え――柳生流は大乗の剣をもって本旨とするとお答えなされた」「大乗小乗も臨機でございましょう...
吉川英治 「柳生月影抄」
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