...本旨から離れないで話をしてください...
...この議論は本旨とは違います...
...本旨に沿うように意見をまとめましょう...
...彼は本旨を逸した発言をした...
...職務質問の本旨は何ですか?...
...)さうして其處に此の小説の本旨が却つて一番強く且つ深く達せられたに違ひない...
石川啄木 「小説「墓場」に現れたる著者木下氏の思想と平民社一派の消息」
...早稲田大学で四十年来学問の独立を唱えているのはそういう軽薄な風潮に眩惑(げんわく)されないようにしたいというのが本旨である...
大隈重信 「始業式に臨みて」
...高めてもゆくことを本旨とする現代の国家とはその精神の全く違っていたむかしの政治形態においては...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...この著者の本旨は必ずしも絶対に名利を捨てよというのではなく...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...「第六十七議会に於ける国体明徴の決議の本旨は機関説の排撃にあり...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...樵の目録學は未だ十分にの目録學の本旨を得ないとし...
内藤湖南 「支那目録學」
...この時に当つて僕独(ひとり)耳を掩(おお)うて鄙語(ひご)聴くに堪へずとなすが如きは甚(はなはだ)通俗の本旨に戻(もと)るものなり...
永井荷風 「桑中喜語」
...以上は本旨であるが...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...彼らの本旨(ほんし)がようやく分って来た...
夏目漱石 「行人」
...立国の本旨を明にして...
福澤諭吉 「〔気品の泉源、智徳の模範〕」
...これをして一方に偏せしめざるをもって教育の本旨となすといえども...
福沢諭吉 「文明教育論」
...しかしこの願の本旨は臨終現前とか来迎引接とかにあるのであろうか...
三木清 「親鸞」
...輸送の本旨に反したムダゴトであると云い得る...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...それは用途を心とする工藝の本旨に悖るではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...憎しみや争いが人間の本旨であり得ようはずがない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...徹底を本旨としていた彼らの名誉のために...
柳田国男 「雪国の春」
...新憲法の本旨からいつて...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...その御命令の本旨は...
吉川英治 「新書太閤記」
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