...本復活祭には家族で教会に行くのが習慣だ...
...彼女は本復帰後、仕事に復帰した...
...彼は昔のような元気を取り戻し、本復活したようだ...
...本復讐を果たすために、彼は長年の悲しみを乗り越えた...
...住吉大明神へ人を立てて病気本復を祈らせるやら...
芥川龍之介 「枯野抄」
...心地よき安静によりて完全に本復せる時...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...届さえすれば本復するまで勤をせないでもよいのである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...寿命があつたとみえてどうぞかうぞ本復はしたものの年が年ゆゑひどく身体が弱つてもう出てくることができなくなり...
中勘助 「銀の匙」
...風邪本復したれば早朝起出で...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...病氣(びやうき)が本復(ほんぷく)してから間(ま)もなく...
夏目漱石 「門」
...間もなく本復して退院したが...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...おからだ本復せず――と...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...季冬には蘭軒が全く本復してゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...幸いに本復しますれば来年はカセギドリに出ますといって...
柳田国男 「雪国の春」
...主として母親の本復を六ちゃんのほうで乞い願っているところに...
山本周五郎 「季節のない街」
...「もう本復もまのないことですから...
山本周五郎 「桑の木物語」
...久しき御病気も御本復被遊(あそばされ)私方の本懐も之れに過ぎ不申(もうさず)...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
...近ごろ主人の董承(とうじょう)はすっかり体も本復(ほんぷく)して...
吉川英治 「三国志」
...お熱さえ下がれば御本復は疑いございませぬ」明け方までに二度...
吉川英治 「私本太平記」
...ご本復になったかな」「一時は癒(い)えて...
吉川英治 「新書太閤記」
...いまだに本復していないのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...『いたつきの床に臥している童子フョードルの本復』を祈願に...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
便利!手書き漢字入力検索