...本当に嬉しくって...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...今までは決してそれを本当にしてはいなかった...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...かえって本当にこの稀有(けう)な偉人を尊重する所以(ゆえん)でもあり...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...本当に日が永い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...技術とイデオロギーとの問題も本当に解けるだろう...
戸坂潤 「技術の哲学」
...本当にインチキなものならば大いにヤッツケるべきだが...
戸坂潤 「読書法」
...自分では本当にそうだと信じ込んでいることが...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...本当に仕合わせな人間は...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...本当にしっかりした力強い輝しい生活である...
豊島与志雄 「生活について」
...本当に出るもんだのう」常公が起き上った...
直木三十五 「南国太平記」
...すぐ出来ますわ」「本当にそうなら...
夏目漱石 「虞美人草」
...本当に殺されるかと思いました――こんなに怖い思いをしたのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...本当にありがとう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今日になってみるとああゆう頭の打撃は本当に自然になるまでに極く小きざみで複雑な神経状態を経るものなのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...なかなかたっぷりした戴物で本当にありがとう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...(a)故モンリュック元帥殿*は御子息を失われた時(それはマデール島で亡くなられた方で、本当に勇敢な、大いにその将来を期待された武人であられたのですが)、いろいろな事を悔まれた中に、特に、ついぞ一ぺんも自分の息子に対して本心を打ち開けたことがなかったこと、そして、あさはかにも父親ぶった威厳を維持しようとするあまり、しじゅうこわい顔ばかりしていたために、少しもわが子の心持にふれてこれを理解する喜びをもたなかったばかりか、心の中では十分彼に対して深い愛情を抱いていたのに、また彼の徳に対してもふさわしい判断をもっていたのに、ついにそれを彼に知らせてやる機会までも永遠に失ったことはいかにも悲しい、それは腸をたたれるような思いである、としみじみ述懐せられました...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...品物でも本当によいものなら一個でもう沢山だというに等しい...
柳宗悦 「民藝四十年」
...もし本当に利いたら心臓がシビレて死んで終(しま)う筈だ……どっちにしても今酒を呑むのはケンノンだから止めろと云って...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
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