...気紛れでなしに本式に土地の耕作をする必要が起るとともに...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...これを書いた翌年、私は東京に勤任になり、仙台の高等学校でちょっとやったスキーを、再び、今度は本式に、やり始めた...
石川欣一 「可愛い山」
...フランス革命により本式に採用せらるるに至った散兵戦術の指導精神は...
石原莞爾 「戦争史大観」
...昨今は唯(たゞ)器械的に他人の工場内(こうばない)に働き居り候へども二ヶ年位後には本式に独立してやる考に候...
相馬泰三 「新らしき祖先」
...それからやがて本式に稲架(はぜ)にかけ並べられる...
高村光太郎 「山の秋」
...自分の邸内に窯(かま)を造って専門の職人を雇い込んで本式にやっている...
寺田寅彦 「柿の種」
...なんだかいよいよ本式になって来たと思うと少し気味の悪いような気もしてすぐには手をつけられなかった...
寺田寅彦 「自画像」
...抑(そもそ)も余が演劇に本式に関係を持ち出したのはたしか二十四五歳の時...
中里介山 「生前身後の事」
...小名路(こなじ)の宿から本式に駒木野の関所を通って...
中里介山 「大菩薩峠」
...いちども本式に習ったことがないんですから...
久生十蘭 「キャラコさん」
...どうで、洞海湾の石炭荷役は、若松港が主(おも)じゃけ、仕事師は、若松に住んどらんと、本式にならん...
火野葦平 「花と龍」
...その上に雨は本式に降り出したので...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
...そのときすこし念を入れて本式に...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...本式にするとソボロ俎板(まないた)といって立目(たてめ)の俎板で肉を細(こまか)く截(き)るが此方にその俎板がない...
村井弦斎 「食道楽」
...角煮を本式にするのはどうだね」主人「本式は随分面倒だよ...
村井弦斎 「食道楽」
...これは本式に汽缶を据え付けて各種の洋花を仕立てた...
山本笑月 「明治世相百話」
...いずれ帰ってから本式に計算した書類を差出しますが……」と説明しながら犬田博士はポケットから小さな巻尺を取出して...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...礼儀も日本式に倣(なら)ってする...
吉川英治 「新書太閤記」
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