...籾(もみ)を搗(つ)くきねが二三本床に転がっているばかりで柱ももはや朽ち始めていた...
梅崎春生 「日の果て」
...幅二間からある本床でなければ...
長谷川時雨 「「郭子儀」異變」
...八帖のほうには本床があり...
山本周五郎 「屏風はたたまれた」
...西面して塗框(ぬりがまち)の本床と...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...火のついたまま一本一本床下の穴へ投げ落として見ますと――それは美しい一条の光をひいて...
吉川英治 「江戸三国志」
便利!手書き漢字入力検索