例文・使い方一覧でみる「本々」の意味


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...クログスタット 何ですと?リンデン 一本々々の帆柱に縋りついてゐるよりか...   クログスタット 何ですと?リンデン 一本々々の帆柱に縋りついてゐるよりかの読み方
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」

...一本々々生きた髪の毛を植ゑつけて欲しいと言ひ出したら何(ど)うするだらう...   一本々々生きた髪の毛を植ゑつけて欲しいと言ひ出したら何うするだらうの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...そして松のチカ/\ととがつた針のやうな葉の一本々々にも白銀の粉でもふりかけたやうに美しく霜が光るのである...   そして松のチカ/\ととがつた針のやうな葉の一本々々にも白銀の粉でもふりかけたやうに美しく霜が光るのであるの読み方
相馬泰三 「夢」

...五本ノ趾ヲ一本々々握ッテ見タ...   五本ノ趾ヲ一本々々握ッテ見タの読み方
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」

...人間の毛髮の一本々々を根元から吹きほぢつて行くやうな冷めたい風が吹いて來た...   人間の毛髮の一本々々を根元から吹きほぢつて行くやうな冷めたい風が吹いて來たの読み方
田村俊子 「木乃伊の口紅」

...何の効けんもない事に観音へ頼りて福を求める様の事は本々(もともと)無益に存じ候...   何の効けんもない事に観音へ頼りて福を求める様の事は本々無益に存じ候の読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...格子戸(かうしど)の格子(かうし)を一本々々一生懸命に磨(みが)いて居(ゐ)るのもある...   格子戸の格子を一本々々一生懸命に磨いて居るのもあるの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...只その音が一本々々の毛が鳴って一束の音にかたまって耳朶(じだ)に達するのは以前と異なる事はない...   只その音が一本々々の毛が鳴って一束の音にかたまって耳朶に達するのは以前と異なる事はないの読み方
夏目漱石 「幻影の盾」

...麻繩を一本々々切りました...   麻繩を一本々々切りましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...田の畦(あぜ)一本々々...   田の畦一本々々の読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...一本々々切口のあたりを覗いてをります...   一本々々切口のあたりを覗いてをりますの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...格子(かうし)一本々々にも...   格子一本々々にもの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...その釘を一本々々調べて行く内...   その釘を一本々々調べて行く内の読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...庭木の一本々々にも...   庭木の一本々々にもの読み方
林芙美子 「風媒」

...そこの窓から眺められるかぎりの雑木の一本々々の枝ぶりなどを見ながら...   そこの窓から眺められるかぎりの雑木の一本々々の枝ぶりなどを見ながらの読み方
堀辰雄 「楡の家」

...肋骨が一本々々めりこんで行ったのだ!)飢えた昔のアヂトを夢みながらむしょうに友がなつかしくなった太陽!―――赤い自画像の中に写しとった歓呼する焔は世界の乾板の上に出没する友の肖像を灼きつけたおゝ...   肋骨が一本々々めりこんで行ったのだ!)飢えた昔のアヂトを夢みながらむしょうに友がなつかしくなった太陽!―――赤い自画像の中に写しとった歓呼する焔は世界の乾板の上に出没する友の肖像を灼きつけたおゝの読み方
槇村浩 「青春」

...同時に此がこの日本々来の余情でもあること...   同時に此がこの日本々来の余情でもあることの読み方
正岡容 「寄席風流」

...梅や椿は一本々々に枝振りが変っているので...   梅や椿は一本々々に枝振りが変っているのでの読み方
柳田國男 「日本の伝説」

「本々」の読みかた

「本々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「本々」


ランダム例文:
かぶり   小むすめ   身に立つ  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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