...彼は末流に行って釣りをするのが好きです...
...末流の川で泳ぐ魚たちを見ることができます...
...日本の漁業は末流も含めて大変重要です...
...末流の水がキレイなので、自然散策には最適な場所です...
...末流の近くには温泉もあるので、リフレッシュするには最高の場所です...
...然るにこの兩者は末流に至つて時に相合流するのみで...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...『末流の子』は私は読まなかつたけれど...
田山録弥 「自他の融合」
...連句はその末流の廃頽期(はいたいき)に当たって当時のプチブルジョア的有閑階級の玩弄物(がんろうぶつ)となったために...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...現実では平然として末流の役割を演じたのである...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...またラシーヌも気障(きざ)な態度で自分の心をのぞいてるパリーの群小心理家らの末流と...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...これらの連中の長夜の談義は、はしなくその芸術のことに燃えて、諸国、諸流、諸大家、諸末流の批評、検討、偶語、漫言雑出、やがて江戸の講武所の道場のことに帰一合流したような形になって、自然、男谷(おたに)の剣術のことに及ばんとした時でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...呉服屋は皆この大発明家の末流(ばつりゅう)である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...末流俳句は卑俗な厭味(いやみ)に低落している...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...京都のおちぶれ華族の末流の出で...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...三河武士(みかわぶし)の末流たる徳川一類の身として考うれば...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...且滿身の覇氣でもつて世人を籠絡(ろうらく)し全國に夥(おびただ)しき門派の末流をもつて居た處なども善く似て居るかと存候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...且満身の覇気でもつて世人を籠絡(ろうらく)し全国に夥(おびただ)しき門派の末流をもつて居た処なども善く似て居るかと存候...
正岡子規 「再び歌よみに与ふる書」
...末派末流が無法なことを働く...
三田村鳶魚 「話に聞いた近藤勇」
...貧乏貴族ぐらしの藤原の末流の人達になれば姫といっても自分で縫物をしたし...
宮本百合子 「衣服と婦人の生活」
...末流時代の文壇だというのだ...
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」
...あのマリウスやスラの後裔末流にすぎないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...今ではその末流とも見られる者が...
柳田国男 「木綿以前の事」
...漢の丞相曹参の末流です...
吉川英治 「三国志」
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