...彼は末流に行って釣りをするのが好きです...
...末流の川で泳ぐ魚たちを見ることができます...
...日本の漁業は末流も含めて大変重要です...
...末流の水がキレイなので、自然散策には最適な場所です...
...末流の近くには温泉もあるので、リフレッシュするには最高の場所です...
...然るにこの兩者は末流に至つて時に相合流するのみで...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...変化し易(やす)い末流の道徳も...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...ギリシアおよびローマの末流くだりて...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...連句はその末流の廃頽期(はいたいき)に当たって当時のプチブルジョア的有閑階級の玩弄物(がんろうぶつ)となったために...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...それ故手法の末流的伝承は方法を学ぶ目的と相容れない...
戸坂潤 「科学方法論」
...末流者の徒である...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...悉く支那文化の末流である...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...明代の野史はその末流であつて...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...照手(てるて)の末流にして今も夕陽(ゆふひ)ななめなる頃...
中里介山 「大菩薩峠」
...これらの連中の長夜の談義は、はしなくその芸術のことに燃えて、諸国、諸流、諸大家、諸末流の批評、検討、偶語、漫言雑出、やがて江戸の講武所の道場のことに帰一合流したような形になって、自然、男谷(おたに)の剣術のことに及ばんとした時でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...世紀末流の泰平民の残虐性に投じて歓呼の声を浴びながら...
牧野信一 「夜見の巻」
...十九世紀に大芸術家、科学者、政治家を輩出させた社会の創造的可能性は、その矛盾の深まるにつれてしだいに萎靡して、二十世紀前半は、ほとんどあらゆる分野においてその解説者、末流、傍系的才能しか発芽させえなかった...
宮本百合子 「現代の主題」
...要するに所謂叢桂社の末流(ばつりう)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...末流時代の文壇だというのだ...
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」
...「人の末流を汲まんより...
吉川英治 「剣の四君子」
...その祖も同じ佐々木の末流だ...
吉川英治 「私本太平記」
...帝系桓武(ていけいかんむ)の末流という魅力にひかれ...
吉川英治 「平の将門」
...坂東平氏の末流とかいうものが...
吉川英治 「平の将門」
便利!手書き漢字入力検索