...猥※を基礎として人生と社会を達観したるは川柳『末摘花(すえつむはな)』なり...
永井荷風 「猥褻独問答」
...なつかしき色ともなしに何にこの末摘花(すゑつむはな)を袖(そで)に触れけん色濃き花と見しかども...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...桐壺(きりつぼ)で泊まるふうを見せながら夜がふけてから末摘花の所へ来た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...末摘花、若紫、こんな人たちはそれからどうなったか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...常陸(ひたち)の宮の末摘花(すえつむはな)は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...埃(ちり)は積もってもあるべき物の数だけはそろった座敷に末摘花(すえつむはな)は暮らしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...末摘花を批難した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そうであるかもしれないと末摘花は悲しく泣き入ってしまった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...末摘花は自身の抜け毛を集めて鬘(かずら)にした九尺ぐらいの髪の美しいのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ここを出る決心をしたらしいことを言い合うのを聞くことも末摘花の身にはつらいことであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...何一つすぐれた所のない末摘花をなぜ妻の一人としてこんな取り扱いをするのであろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...善良さは稀(まれ)に見るほどの女性である末摘花のもとに使われて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...末摘花は二年ほどこの家にいて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あの末摘花(すえつむはな)に幻滅を感じたことの忘れられない源氏は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...末摘花は東の院にいて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...末摘花女王(すえつむはなにょおう)の手紙は香の薫(かお)りのする檀紙(だんし)の...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...末摘花(すえつむはな)の女王(にょおう)は無視しがたい身分を思って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...せめてこれだけの頭のよさがあの人にあればよいのにと末摘花の住居(すまい)のほうがながめられた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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