...末弟の面倒を見る必要がある...
...私は三人兄弟の末弟です...
...末弟には特別な扱いがあると聞いたことがある...
...彼は末弟だから、ちょっと甘えん坊なところがある...
...兄たちのいいように言われて、いつも末弟は家事を押し付けられている...
...すぐに大声あげて名乗り出たのは末弟である...
太宰治 「愛と美について」
...それでも末弟は、得意である...
太宰治 「愛と美について」
...末弟のこの失敗を救済すべく...
太宰治 「愛と美について」
...けれども末弟は、絶望しない...
太宰治 「ろまん燈籠」
...末弟は、ひそかに苦慮した...
太宰治 「ろまん燈籠」
...鷲尾の末弟の虎吉(とらきち)が熊本市の郊外電車の少年車掌で日給七拾銭...
徳永直 「冬枯れ」
...二三枚ちぎりながら別れてきた末弟へ宛(あ)てて...
徳永直 「冬枯れ」
...末弟の孝治は青少年義勇隊に應じて...
林芙美子 「秋果」
...百圓だつて都合はつくまい」末弟は...
林芙美子 「濡れた葦」
...●昭和十一年四月三十日 千葉市登戸より 村岡敏(末弟・当時明治大学ホッケー部に在籍し...
原民喜 「書簡」
...去年も己れが處の末弟(すゑ)の奴と正太郎組の短小野郎(ちびやらう)と萬燈(まんどう)のたゝき合ひから始まつて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...末弟の映丘には見返しに私たちの辻川の生家を描かせた...
柳田国男 「故郷七十年」
...いつもぐずぐず泣いてばかりいた末弟は...
山本周五郎 「青べか物語」
...末弟の林駒生(こまお)と三人が...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...末弟の師氏はすぐ飛んで行ったが...
吉川英治 「私本太平記」
...末弟の武敏は掃部助(かもんのすけ)に...
吉川英治 「私本太平記」
...弟の三郎将頼(まさより)です」「四郎将平(まさひら)です」――それから、将文(まさふみ)、将武(まさたけ)などの、末弟まで、みな来ていた...
吉川英治 「平の将門」
...右門はいるか」と、末弟を呼んだ...
吉川英治 「柳生月影抄」
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