...末弟の面倒を見る必要がある...
...私は三人兄弟の末弟です...
...末弟には特別な扱いがあると聞いたことがある...
...彼は末弟だから、ちょっと甘えん坊なところがある...
...兄たちのいいように言われて、いつも末弟は家事を押し付けられている...
...父の故郷にあずけた末弟も...
鷹野つぎ 「窓」
...いきおい末弟は、一家中から敬遠の形である...
太宰治 「愛と美について」
...それでも末弟は、得意である...
太宰治 「愛と美について」
...末弟ひとり、まさにその老博士の如くふるいたって、さらにがくがくの論をつづける...
太宰治 「愛と美について」
...末弟のこの失敗を救済すべく...
太宰治 「愛と美について」
...末弟の佐吉さんを庇(かば)うわけだ...
太宰治 「老ハイデルベルヒ」
...末弟は、十八歳である...
太宰治 「ろまん燈籠」
...末弟は、自分の勉強室で、鉛筆をけずり直してばかりいた...
太宰治 「ろまん燈籠」
...と末弟は言い知れぬ寂寥の感に襲われた...
太宰治 「ろまん燈籠」
...」祖母を追い出してから、末弟は、おもむろに所謂(いわゆる)、自分の考えなるものを書き加えた...
太宰治 「ろまん燈籠」
...」「ありがたい!」末弟は...
太宰治 「ろまん燈籠」
...鷲尾の末弟の虎吉(とらきち)が熊本市の郊外電車の少年車掌で日給七拾銭...
徳永直 「冬枯れ」
...もう黄色い朝暾(あさひ)を脊(せ)に浴びた末弟の虎吉が...
徳永直 「冬枯れ」
...……たぶん『黒いお嬢さん』と喧嘩でもしたんだわ)秋作氏は長六閣下末弟(ばってい)の子で...
久生十蘭 「キャラコさん」
...彼の父親は九人の兄弟の一番の末弟で...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...末弟の武敏は掃部助(かもんのすけ)に...
吉川英治 「私本太平記」
...末弟ながら武敏が一切の軍事にあたり...
吉川英治 「私本太平記」
...右門はいるか」と、末弟を呼んだ...
吉川英治 「柳生月影抄」
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