...「末席に座る」 ...
...「彼はいつも末席だった...
...「末席に座ったからといって台所当番になるわけではない...
...「末席に座っているからといって、彼女は責任がないわけではない...
...「末席であっても、しっかりとメモを取りなさい...
...すると一番末席に...
芥川龍之介 「着物」
...私もついに会員の末席を汚すようなことになりました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...或る会合の末席に列していて...
太宰治 「虚構の春」
...自分はその薄暗い部屋の末席に...
太宰治 「人間失格」
...末席の連中はしびれを切らせ...
中里介山 「大菩薩峠」
...さうして其客が案内された時自分は遙の末席に下ることを相當なことゝ思つた程敬意を表したのである...
長塚節 「記憶のまゝ」
...僅(わず)かその末席に細字で書かれ...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...いきなり末席にやられた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...先生から名ざされた「飲み友達七人」なる末席の栄を担ふ小生たるもの...
牧野信一 「久保田万太郎」
...文化七午年十二月十二日小通事末席被仰付...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...文化七年に二十五歳で小通事末席になり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ケスティウスも人々に交ってその末席に坐っていた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...加久平は末席ながらも老職であるし...
山本周五郎 「百足ちがい」
...この二人だけを末席にまわしたということは...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...こちらは一族の末席であり...
山本周五郎 「山彦乙女」
...末席(ばっせき)にいた次郎も...
吉川英治 「江戸三国志」
...菊池半助(きくちはんすけ)が末席(まっせき)にすわった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...末席に加えてもらうことが出来たのに』『いや...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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