...明月院は有名な寺院であり、高野山の末寺であるとされています...
...末寺にはインカムベントと称するものあり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...その教区内の末寺僧侶を監督す...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
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井上円了 「欧米各国 政教日記」
...芝増上寺の末寺飯倉赤羽橋の心光院に今なお祀(まつ)られていることを最近に知り...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...室戸岬の丘陵の附根にある最御崎寺(ほずみさきじ)の末寺で...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...あれは清龍寺の末寺で積善寺といいます」と...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...それに真如院をはじめその辺一帯に集まってる寛永寺の末寺はほとんど墓地をもっていないためお詣(まい)りや葬式がなくすっきりと閑寂を極めていた...
中勘助 「独り碁」
...末寺(まつじ)ながら上野では幅の利けた高徳...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...水戸樣と傳通院の末寺に挾(はさ)まれて居るから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...寛永寺の末寺の雜用をしてをりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小さな末寺のわきの...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...是(こ)れは東本願寺の末寺(まつじ)...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...広江寺は叡山の末寺なれば衆徒この事を洩(も)れ聞いて件(くだん)の鐘主の法師を搦(から)め日あらず湖に沈めたとある...
南方熊楠 「十二支考」
...本堂の東南にある末寺に...
森鴎外 「渋江抽斎」
...末寺の墓地にある池田氏の墓は果して無縁であった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...繁次は七つのときに総持寺の末寺へ小僧にやられ...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...都の比叡山延暦寺の有力な末寺であり...
吉川英治 「私本太平記」
...彼が元いた越前宮崎の慧明院(えみょういん)には、末寺があって、教順房に学んでいた三名の弟子たちはそこにいたが、師の教順房が、流人(るにん)の僧に従(つ)いて、そのまま越後へ行ってしまったので、(狐にでもつままれたのではないか)と、後を追ってきた...
吉川英治 「親鸞」
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