...「私の末孫は、とても可愛いです...
...「彼女は末孫の世話で忙しいそうです...
...「彼は末孫を溺愛しています...
...「末孫に会いたくて、遠いところから来たそうです...
...「私はまだ末孫がいないので、孫に対する愛情をダブルで注いでいます...
...今でも其末孫が豐(ブンノ)某と言つて在りますが...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...孝昭天皇の末孫であつて...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...此の王の末孫であります...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...日本の秦氏といふものが秦の始皇の末孫といふのでありますがこれらの系圖はあてになりませぬ...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...饒速日命の末孫は物部氏と分けた...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...鏡作といふものが饒速日の末孫であるとすれば...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...外國から來た丹波氏といふものは後漢の靈帝の末孫と言はれて居るのでありますけれども...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...その末孫が大變盛んになつて...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...その學派が殷の末孫たる宋に起つたに拘らず...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...猿の末孫(ばっそん)たる人間にもなかなか侮(あなど)るべからざる手合(てあい)がいる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...されども、将門(まさかど)退治の後、ある女房俵の底を叩いて米を開(あ)ければ、一尺ばかりの小蛇出で去りしより、米出でざりけり、これより始まりて、今俵の底を叩かぬ謂(いわ)れとなり、また秀郷の末孫、陣中にて女房を召し仕わざるも、この謂れとかや云々...
南方熊楠 「十二支考」
...末孫、今に竜神を氏とし、名に政の字を付くと語るに、その古えさえ忍ばれて「桜花本の根ざしを尋ねずば、たゞ深山木(みやまぎ)とみてや過ぎなむ」とあるほどの旧(ふる)い豪家故、比丘尼を殺し金を奪うはずなく全くの誤報らしいが、また一方にはその土地の一、二人がした悪事が年所を経ても磨滅せず、その土地一汎(いっぱん)の悪名となり、気の弱い者の脳底に潜在し、時に発作して、他人がした事を自家の先祖がしたごとく附会して、狂語を放つ例も変態心理学の書にしばしば見受ける...
南方熊楠 「十二支考」
...先祖の英生と末孫の先生とが申し合わせたように新たに一つの国語を修得して...
武者金吉 「地震なまず」
...一方が「われこそは清和天皇の後裔何の某の末孫何の某」とやれば...
吉川英治 「折々の記」
...また、かなり時代を溯つたものでも、どうかすると、末孫が出て來る...
吉川英治 「折々の記」
...漢の宗室の末孫、中山靖王の裔(えい)であるおまえが、万民のために、剣をとって起ったのですよ」「はい」「千億の民の幸いを思いなさい...
吉川英治 「三国志」
...兵法で有名な孫子(そんし)の末孫ですから」「孫子の末裔だと」「はい...
吉川英治 「三国志」
...足利尊氏の末孫という人がおられますがネ」と聞かされた...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??