...末吉(すゑよし)の貝塚(かひづか)は...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...下末吉村(しもすゑよしむら)へと行(い)つた...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...徒歩(とほ)にて末吉(すゑよし)に著(つ)いた...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...末吉貝塚(すゑよしかひづか)の遺跡(ゐせき)を過(す)ぎ...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...「――や、ありがたい、悦びなはれ、……何も案じることはないわ、病気まもなく快方に向ふべしとあるわ、末吉やがな」と、「高等乞食」の眼の前に突出した...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...末吉で一時間行乞...
種田山頭火 「行乞記」
...でも、なんでやす、お国のためでやすから、兄の久男だけは、しかたありゃせん、差し上げやす、末吉だけは、どうぞお返しなすって...
三好十郎 「鈴が通る」
...末吉一人だけは、どうぞまあ、お返しくだされまし...
三好十郎 「鈴が通る」
...そんな――今まで末吉が生きていただけでも...
三好十郎 「鈴が通る」
...でも、お願えでございますから、末吉の野郎、返して下されまし...
三好十郎 「鈴が通る」
...末吉はわしが連れて戻りやすから...
三好十郎 「鈴が通る」
...又六男末吉の縁談があつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...石川県鹿島郡鳥尾村羽阪)また羽咋(はくい)郡の末吉(すえよし)という村でも...
柳田國男 「日本の伝説」
...末吉エンジは四十がらみで...
山本周五郎 「青べか物語」
...天魔の如く大胆なる殺人強盗……犯人は大地に消え込んだか……実見者又野末吉氏談……前代未聞の怪事件なぞと……殊に後頭部を粉砕されながらも勇敢に抵抗した西村会計部員の奇蹟的な気強さを...
夢野久作 「オンチ」
...目のかたきにしておる末吉真吾も詰めておる」「一人でも異心がいては...
吉川英治 「私本太平記」
...末吉真吾はさっそくに日野川の上(かみ)まで使いに出す...
吉川英治 「私本太平記」
...――能登ノ介の首、末吉真吾の首、小波のあるじ田所五郎左の首まで、かくの如くでござります」と、それらの首級十幾ツをならべて検分に入れた...
吉川英治 「私本太平記」
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