...或川添ひの未開墾地...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...一介の郷士にしてたとい名目上とはいえ(「新地」すなわち未開墾地を給された)百石の高禄に擬せられた栄誉の根源は...
服部之総 「加波山」
...駒(こま)ヶ岳(たけ)をめぐる未開墾の火山灰地帯と大沼の風光をつきぬけて...
服部之総 「望郷」
...耕作の事業が命じられたその土地が不毛(ふまう)で未開墾であればある程――彼の骨折(ほねをり)に對する報酬が少なければ少ない程――榮譽は高くなると思ふのです...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...この国が未開墾状態にある理由を説明するに足るように思われる...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...むかし程にはゆかないが、市で、奴婢奴僕も購い、馬も買い、附近の耕作や、未開墾地へも、手をつけ出した...
吉川英治 「平の将門」
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