...ある者は広い未開の地をあてがわれて...
伊藤野枝 「転機」
...例えば今まで云わば一種未開の地であった北支那に...
戸坂潤 「社会時評」
...例えば今まで云わば一種未開の地であった北支那に...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...未開の地には未開の処女性があって...
中里介山 「大菩薩峠」
...最後に未開の地をなくしてしまう...
中村地平 「霧の蕃社」
...未開の地から来た兵隊のやうである...
林芙美子 「浮雲」
...ああそう云う未開の地に私達の...
林芙美子 「新版 放浪記」
...あゝそう云う未開の地にプロレタリヤの...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...まだその頃の空知の國はもつと未開の地であつたに違ひない...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...ふきあげる激しい意志をこのような未開の地に捻(ね)じ向けたのである...
本庄陸男 「石狩川」
...印度洋を廻れば未開の地から漸次にヨーロッパの文化の頂上へ行くのである...
横光利一 「欧洲紀行」
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