...3ミュンヒェンは私の未見の「師」リップスが...
阿部次郎 「帰来」
...ただ何かなしに行衛(ゆくえ)を知らなかった未見の友の有処(ありか)を突留めたような気がして会心の微笑を禁じ得なかった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...兼て未見の知己なる端村と余とを相逢はせむとするなり...
大町桂月 「月の隅田川」
...可全三君の外は皆未見の人であった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...自分の一存を以て未見の人に書面で左様な申し入れをすると云うのは...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それで今度は未見の箱根町まで行って湖畔で昼飯でも食って来ようということになった...
寺田寅彦 「箱根熱海バス紀行」
...海流の研究の結果から氷洋の中に未見の島の存在を予報したこの人には「日光」や「カブキ」は問題にならなかった...
寺田寅彦 「北氷洋の氷の割れる音」
...書籍を存・佚・未見の三通りに分け...
内藤湖南 「支那目録學」
...これらは私が実見し、調査した確実なものばかりで、未見のもの、疑問の多いものは省いた...
中村清太郎 「残雪の幻像」
...欧州でも、一七二四年ダブリン版、アーロン・クロッスリーの『紋章用諸物の意義』ちゅう、予未見の書に、野猪は角を具えぬが、獣中最強のものだ...
南方熊楠 「十二支考」
...」妻は未見の世界を発見したもの珍しさで...
水上滝太郎 「遺産」
...自分はまるで未知未見な生活に身を投じて...
宮本百合子 「概念と心其もの」
...全く未見の先輩、且つ恩人である乱歩氏に対する私の、私的な感じを、あまりにも無遠慮に述べ立ててしまいました...
夢野久作 「江戸川乱歩氏に対する私の感想」
...それが未見の尊氏へ...
吉川英治 「私本太平記」
...薬法もまた仏家(ぶっけ)でいう“未見(みけん)真実”なら...
吉川英治 「新・水滸伝」
...時々未見の物を持ちこまれる人が多い...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...さらに寄与しうる幾種かの未見資料を収め得たことは...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...なおやがて未見の物が...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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