...結局元の木阿弥(もくあみ)のまま行商をやり直す外はなかった...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...やはり元の木阿弥で貧乏して暮して居りますが...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...詮(せん)ずる所は旧(もと)の木阿弥(もくあみ)...
二葉亭四迷 「浮雲」
...直(すぐ)消えて又元の木阿弥になる...
二葉亭四迷 「平凡」
...やっぱり元の木阿弥(もくあみ)...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...そうして坊主がもとの木阿弥(もくあみ)の托鉢姿に帰って...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...元の木阿弥(もくあみ)のオンチ然たる悄気(しょげ)返った態度に帰って...
夢野久作 「オンチ」
...もとの木阿弥(もくあみ)のガンガラガンに立ち帰って行ったのであった...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...いつの間にやら元の木阿弥(もくあみ)のケロリン漢に立ち帰って...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...依然として貧しき元の木阿弥(もくあみ)だった...
吉川英治 「三国志」
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