例文・使い方一覧でみる「木連」の意味

...勘作は頭をあげて木連格子（きつれごうし）の間から中の方を見たがなにも見えなかった... 勘作は頭をあげて木連格子の間から中の方を見たがなにも見えなかったの読み方
田中貢太郎「ある神主の話」

...（間部（まなべ）山あたりからでも飛んで来たのか）広巳の眼は水神社の古ぼけた木連格子へ往った...
田中貢太郎「春心」

...それが終ると木連格子（きづれごうし）を左右に開けた... それが終ると木連格子を左右に開けたの読み方
田中貢太郎「不動像の行方」

...木連格子の木目も瓦かなんぞのように黒ずんでいた... 木連格子の木目も瓦かなんぞのように黒ずんでいたの読み方
田中貢太郎「放生津物語」

...門外富家の喬木連って雲の如きあり... 門外富家の喬木連って雲の如きありの読み方
永井荷風「偏奇館漫録」

...木連格子（きつれごうし）の下から... 木連格子の下からの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...塗り立ての木連格子に... 塗り立ての木連格子にの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...木連格子（きつれがうし）だけは紅殼（べにがら）で塗つて置きました... 木連格子だけは紅殼で塗つて置きましたの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...塗り立ての木連格子に... 塗り立ての木連格子にの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...見通しの木連格子（きつれごうし）の前... 見通しの木連格子の前の読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...木連（きづれ）格子の嵌った窓から見ると... 木連格子の嵌った窓から見るとの読み方
久生十蘭「魔都」

...一間（けん）の木連格子（きつれごうし）が... 一間の木連格子がの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...お手々（てて）が痛（いた）くなるばかりだ」「バカ！　こんなほそい木連格子（きつれごうし）ぐらい... お手々が痛くなるばかりだ」「バカ！　こんなほそい木連格子ぐらいの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...木連（きつれ）格子を抑えながら... 木連格子を抑えながらの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...彼は木連格子に倚（よ）りかかりながら... 彼は木連格子に倚りかかりながらの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...後ろの木連（きつれ）格子を蹴とばしていた... 後ろの木連格子を蹴とばしていたの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...そこの木連格子の外に立って... そこの木連格子の外に立っての読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...木連格子を排（お）して... 木連格子を排しての読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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