...森の奥深くには木精が住んでいると言われている...
...ファンタジー小説には木精がよく登場する...
...春になると木精が花々を守ってくれるという言い伝えがある...
...木精は古代神話にも出てくる存在だ...
...彼女の部屋には、可愛い木精の置物がたくさんあった...
...しっとりと湿った森の大気は木精のささやきも聞えそうな言いがたいしずけさを漂せた...
芥川龍之介 「日光小品」
...天狗や木精がいると云うて...
田中貢太郎 「山寺の怪」
...するとその態度がまた木精(こだま)のように津田の胸に反響した...
夏目漱石 「明暗」
...ダーンと木精(こだま)を返して鉄砲の音...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...全山に木精(こだま)を返しました...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...とうとう木精(こだま)の国に来てしまひました...
宮原晃一郎 「虹猫と木精」
...木精は風がはりなたちで...
宮原晃一郎 「虹猫と木精」
...」木精の頭はそは/\しながらも...
宮原晃一郎 「虹猫と木精」
...木精は走つて帰りましたが...
宮原晃一郎 「虹猫と木精」
...木精たちは、沢山お土産をくれましたけれど、虹猫はたゞそのうちから、魔術の井戸の水を一びん貰(もら)ひました...
宮原晃一郎 「虹猫と木精」
...木精(こだま)の国をたつて行つた虹猫(にじねこ)は...
宮原晃一郎 「虹猫の大女退治」
...人が多ければそうしたものは影も見せない木精(こだま)などという怪しいものも次第に形を顕(あら)わしてきたりする不快なことが数しらずあるのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...これが木精(こだま)である...
森鴎外 「木精」
...呼べばいつでも木精の答えないことはない...
森鴎外 「木精」
...これまでいつも答えた木精が...
森鴎外 「木精」
...忽ち木精の声が賑(にぎ)やかに聞えた...
森鴎外 「木精」
...コントルバスのような木精の声である...
森鴎外 「木精」
...木精は死なない...
森鴎外 「木精」
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