...森の奥深くには木精が住んでいると言われている...
...ファンタジー小説には木精がよく登場する...
...春になると木精が花々を守ってくれるという言い伝えがある...
...木精は古代神話にも出てくる存在だ...
...彼女の部屋には、可愛い木精の置物がたくさんあった...
...生埋(いきうめ)になつた木精(こだま)かしら...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...木精(すだま)か」と...
田中貢太郎 「山寺の怪」
...ダーンと木精(こだま)を返して鉄砲の音...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...巨大な機械の外に何んにもない研究室の四壁に木精(こだま)して...
野村胡堂 「音波の殺人」
...深夜のビルディングの中に木精(こだま)するばかり...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...前田蓮山君や里見謹一君や後の何やら次官になった青木精一君その他五六人の新聞記者がいたように思う...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...「御用だぞッ」向うから木精(こだま)するように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...夜の林にカラカラと木精(こだま)します...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...木精といふやつは面白い...
宮原晃一郎 「虹猫と木精」
...さうして、木精は、音楽をよくしますけれど、そのおもな仕事は、妖精の着物をこしらへることなのです...
宮原晃一郎 「虹猫と木精」
...木精の頭は言ひました...
宮原晃一郎 「虹猫と木精」
...やつぱり歌のつゞきをうたひながらも足のつゞくかぎり早く/\木精の頭のところへ走つて行きました...
宮原晃一郎 「虹猫と木精」
...木精(こだま)の国で手に入れた...
宮原晃一郎 「虹猫の大女退治」
...木精(こだま)などというものが欺いて伴って来たものらしく解釈がされます...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...これまでいつも答えた木精が...
森鴎外 「木精」
...フランツはどうも木精の事が気に掛かってならないので...
森鴎外 「木精」
...木精の声が止んでしまうと...
森鴎外 「木精」
...木精の尻声(しりごえ)が微かになって消えてしまうまで聞いている...
森鴎外 「木精」
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