...無造作に鋼線(はりがね)で繋(つな)いだ木柵は...
石川啄木 「鳥影」
...二町許りも構内の木柵に添うて行くと...
石川啄木 「鳥影」
...木盤の上に木柵を嵌(は)め...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...われわれはわれわれの農場の木柵が引き抜かれ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...風雨に着色された木柵のところどころを...
谷譲次 「踊る地平線」
...漸(ようや)くにして木柵を越えて通りに出たが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...先生がいよいよ汽車に乗ってしまうと、高等科の女生徒などは、声をあげて泣きだしたが、お浜だけは悲しそうな顔もせず、相変らずにやにや笑いながら、木柵にもたれて、先生を眺めていた...
中村地平 「南方郵信」
...手前の河岸には、酒造家の白壁土蔵が何戸前か並び、小さな社が台石の上に祀られ、前には低き木柵、柵の中に松の木を一本植えてある...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...直吉に並んで黄いろい木柵によりかゝつて...
林芙美子 「瀑布」
...グラウンドに沿うて木柵(もくさく)によって仕切られている街道まで腹這いになって進んだ...
葉山嘉樹 「死屍を食う男」
...目もはるかな荘園に続く大きな木柵(もくさく)をあけて...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...張りめぐらされた木柵の外部から観るのである...
火野葦平 「花と龍」
...それから長い長い木柵とで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...木柵だけが長くつづく傍らへと出た...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...木柵(もくさく)などの構築に当っていた馬岱(ばたい)は...
吉川英治 「三国志」
...この木柵線のごとき...
吉川英治 「新書太閤記」
...どうッ――と退(ひ)くやいな再び新手の勢が木柵(もくさく)へ迫って来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...また木柵の所々に...
吉川英治 「新書太閤記」
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