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芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...組み立て細工(ざいく)の木枕(きまくら)をして(これはここの名産です...
芥川龍之介 「手紙」
...僕はまた木枕(きまくら)をしながら...
芥川龍之介 「手紙」
...この時日本の木枕を使った...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...なんだ」「ごめんなさい」女は木枕に手をやって...
高見順 「いやな感じ」
...伯母さんは水で頭を冷してくれて「えらかつた えらかつた」と木枕の抽匣から肉桂棒を出してくれたし...
中勘助 「銀の匙」
...患者も附添人も木枕で昼寝をしていた...
中島敦 「光と風と夢」
...ぐうぐう寝ていたよ」「木枕をして寝られるくらいの頭だから...
夏目漱石 「二百十日」
...木枕に頭をふせているとくるわの二時の拍子木がカチカチ鳴っている...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...左のごときことあったと増田龍雨翁は「木枕語」なる随筆中で憤慨されている...
正岡容 「我が圓朝研究」
...凹字(おうじ)型の木枕に近く...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...凹字(おうじ)型の古びた木枕を頭部に当てがいますと...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...もしそれでもいけなければ木枕にせよ...
横光利一 「馬車」
...そばには木枕がころがッていますから...
吉川英治 「江戸三国志」
...……菊王の重みで、少し傾いた舟の揺れを、病人はすぐ体で知って、木枕の上の顔を、ふと、もたげかけた...
吉川英治 「私本太平記」
...木枕の顔をうごかした風でしたが」「それきりか」「はい...
吉川英治 「私本太平記」
...起きろッ」ふいに木枕(きまくら)を蹴(け)とばされて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...また自分の小夜着(こよぎ)と木枕を出して...
吉川英治 「新・水滸伝」
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