...建物の基礎に「木杭」を打ち込む...
...洪水によって「木杭」が流された...
...工事の際に「木杭」を使うことが義務づけられている...
...海辺には「木杭」が立ち並んでいる...
...「木杭」を使って橋を架けることもできる...
...掻き散らされた焼木杭(やけぼっくい)に水をかけたように...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...焼け木杭(ぼっくい)見たいになっているかも知れない……そう思うと情けないやら...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...人夫を指揮して堤防の処どころへ沙俵(すなだわら)を積み木杭(きぐい)を打ち込ましていた...
田中貢太郎 「水面に浮んだ女」
...それが今年の凶作で急に焼木杭(やけぼっくい)に火がついた形である...
寺田寅彦 「新春偶語」
...太い木杭が立ち並んでゐて...
中原中也 「夜汽車の食堂」
...枉がつた木杭さながらの彼等の足は...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...地蔵さん空ア火事だ 梯子出せ頭さ木杭(ぼつくひ)降つてくらア嘘なら 狸に聞いて見ろ狸に聞いたら舌(べろ)出した傘(からかさ)かづいで 舌出した嘘なら蚯蚓(みみず)に聞いて見ろこんやは 蚯蚓の行列だ狸も跣足(はだし)で 行列だ嘘なら 地蔵さんに聞いて見ろ地蔵さん 太鼓を買つて来たドドンコ ドンドン叩いてる狸も一緒に 叩いてる嘘なら 黙つて口出すな...
野口雨情 「十五夜お月さん」
...焼木杭(やけぼっくい)を掻きのけ...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...何処かの火事の焼跡から拾って来たらしい大きな焼木杭が二本...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...しかもその二本の焼木杭の左右の目通りの高さに...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...数限りなく立ち並んだ焼木杭(やけぼっくい)の間から...
夢野久作 「白髪小僧」
...石垣と焼(や)け木杭(ぼっくい)しか残っていない...
吉川英治 「剣の四君子」
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