...舞妓(まひこ)上木屋町(かみきやまち)のお茶屋で...
芥川龍之介 「京都日記」
...川向うの上木屋町あたりで若い妓(おんな)たちが...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...木屋町大千賀...
高浜虚子 「五百五十句」
...木屋町の倡家で「幾時頃だらう」とある客がたづねたら傍の舞姫は「待つてお居やすや」と言ひながら靜かに立つて露臺へ出て川向ふの寺を見てゐたが「お寺の門が閉つたさかい五時頃だすやろ」と言つたといふ...
竹久夢二 「砂がき」
...木屋町(きやまち)に宿泊して...
谷崎潤一郎 「恐怖」
...空しく木屋町へ戻る事になったら...
谷崎潤一郎 「恐怖」
...ちょうど上の木屋町の床で...
近松秋江 「黒髪」
...木屋町で豆腐屋を開いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...言われた通りに京都の木屋町まで来て見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...木屋町の一養軒など(京都には...
古川緑波 「色町洋食」
...木屋町の一養軒あたりでさ...
古川緑波 「色町洋食」
...大沢善夫の招待で木屋町の中村屋へ行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...いつもの木屋町中村...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「京都の宿は三條木屋町上ル中村屋といふ家へとまらるればよからん 家はきたなけれど加茂川叡山の眺めよろし 茶代は一週間十圓か十五圓にてよろし それより下はやつてもそれより上はやるべからず 女中は五圓...
室生犀星 「京洛日記」
...水野軍記大阪木屋町に歿す...
森鴎外 「大塩平八郎」
...木屋町から見る磧よりは美しい...
吉川英治 「松のや露八」
...……弱ッちゃいやすよ」「でも、ありますまい」「もう、いじめないで、おくんなさい」「したが、よく分かったね」「なあにね、木屋町に、妹と妹の旦那ってえのが、昨年から泊まってるんで、それが、手紙でもやったか、訪ねて行ったかしたらしいんでさ...
吉川英治 「松のや露八」
...通るまいぜ」「なぜ」「榊原の泊まっている木屋町から...
吉川英治 「松のや露八」
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