...森は木の芽を煙らせながら...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...夜間出でて草木の芽などを食す...
海野十三 「獏鸚」
...こんな場合に木の芽がつまに添えてあると...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...それは木の芽とわずかな水で生きている...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...「キサライ」というのは梵語でそのまま「木の芽立ち」という語であります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...・藪かげ藪蘭の咲いて春風・空へ積みあげる曇り・雨が風となり風のながるゝを・水音ちかくとほく晴れてくる木の芽・みんな咲いてゐる葱もたんぽぽも・なんでもかんでも拾うてあるく蛙なく(鮮人屑ひろひ)・もう葉ざくらとなり機関車のけむり・うどん一杯...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「草木塔」
...風冷なれど本願寺墓地の木の芽雨中翠緑滴るが如し...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...山城の鞍馬山の名物なる木の芽漬はこの嫩葉を忍冬(すいかずら)の葉とまぜて漬けたものである...
牧野富太郎 「アケビ」
...(昭和十七年夏)風船あられ飯蛸、鯖、魴、白魚、さより、蛤、赤貝、栄螺、分葱、京葱、鶯餅、草餅、茶飯、木の芽――と、かたへのものゝ記には三月のあぢがこんな具合に列ねてある...
正岡容 「下町歳事記」
...おしまいにモヤモヤ煙の立っている木の芽田楽を...
正岡容 「寄席」
...この祭いつも卯の花くだしにて鶯(うぐいす)も老て根岸の祭かな修復成る神杉若葉藤の花引き出だす幣(ぬさ)に牡丹の飾り花車(だし)筍(たけのこ)に木の芽をあへて祝ひかな歯が抜けて筍堅く烏賊(いか)こはし不消化な料理を夏の祭かな氏祭(うじまつり)これより根岸蚊(か)の多き(五月十八日)十○前にもいふた南岳(なんがく)文鳳(ぶんぽう)二人の『手競画譜』の絵について二人の優劣を判じて置いたところが...
正岡子規 「病牀六尺」
......
正岡子規 「古池の句の弁」
...いかに「たらの木の芽」だからといっても...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...諸君の足の下に踏みにじつた草や木の芽生えはその人間にお与へになるつもりで...
宮原晃一郎 「悪魔の尾」
...じつは自分の中に有るものによらなければ木の芽をふいて來ないからである...
吉川英治 「折々の記」
...二月末の木の芽時を楽しむように...
吉川英治 「親鸞」
...木の芽(め)の色...
吉川英治 「増長天王」
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