...そういう木々は、くきや葉を、しょっちゅうゆり動かすので、木の実は、金のようにかがやき、花は、燃えるほのおのようにきらめきました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...この夜もやはり署長のおる座敷へバラバラと二回ほど木の実を降らしたが...
井上円了 「おばけの正体」
...乳だけの方が木の実を食べるのによくうつるやうだね...
鈴木三重吉 「桑の実」
......
種田山頭火 「行乞記」
...・酔へばやたらに人のこひしい星がまたゝいてゐる裏からつめたく藪風のふきぬけてゆく・わかれてもどる木の実をひらふ・秋あつくせりうりがはじまつた・月に咲けるはそばのはな・寝るよりほかない月を見てゐる(放哉坊の句とは別な味があると思ふが)昨日の買物(此言葉はよい)...
種田山頭火 「其中日記」
...・笹鳴くや墓場へみちびくみちの・がらくたを捨てるところ椿の落ちるところ・咲くより剪られて香のたかい花・酔ふたが雨の音・忘れられて空へ木の実のゆれてゐる・出て見れば雑草の雨四月八日雨...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「旅日記」
...・のぞいて芽柳のなつかしくも妙蓮寺お寺の大柳芽吹いてゆれて春寒の鰒を並べて売りたがつてゐる塩湯はよろしく春もしだいにととなふ景色福沢先生旧邸その土蔵はそのまゝに青木の実三月十七日 日本晴...
種田山頭火 「道中記」
...偶々(たまたま)出会つた木の実とりの子供達についてゆく...
橋本多佳子 「椎の実」
...木の実でやきうどんなど食って劇場へ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「木の実とか熱湯とかそんな下らぬ物ですな...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...これを加えても木の実は割れない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...そして折々ピニイの木の実が湿つた地に墜ちる音がする...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...昆布(こんぶ)や山(やま)の薯(いも)や野老(ところ)などは木の実でないが...
柳田国男 「母の手毬歌」
...木の実の落ちる音が...
夢野久作 「瓶詰地獄」
...禁園の木の実(み)をもぎに忍びこむ余裕はなおあったらしい...
吉川英治 「新書太閤記」
...そしてこの宿に入った時玄関口に積まれてあった何やらの木の実がこの湯槽の側までも一杯に乾しひろげてあった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...貝や椰子の芽や木の実で命をつないだ...
和辻哲郎 「鎖国」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
