...王朝風の宮殿は、とても荘厳な雰囲気が漂っている...
...この料理の香りは、まるで王朝風の貴族が食べるような贅沢さだ...
...彼女は王朝風のドレスを着て、パーティーに出席した...
...王朝風の家具は、重厚感があって高級な感じがする...
...歴史小説を読んで、王朝風の時代背景に興味を持った...
...翌朝風雨なほ止まず...
大町桂月 「北條より一ノ宮へ」
...あかつきのどこかで何か搗いてゐる朝風に竹のそよぐこと青田かさなり池の朝雲うごく・朝風の青柿おちてゐて一つおきるよりよい風のよい水をよばれたS家即事伯母の家はいまもちろ/\水がながれて・水でもくんであげるほかない水をくみあげる風ふくふるさとの橋がコンクリートふるさとのこゝにもそこにも家が建ち八月三日風...
種田山頭火 「行乞記」
...・この花を見つけた蝶の白い風・陽が落ちるそよ風の青い葉が落ちる・ゆふ風いそがしい蜘蛛のいとなみがはじまる六月廿五日明けゆく空、朝風はよいかな...
種田山頭火 「行乞記」
...米 一升二合朝月暈をきてゐる今日は逢へる朝風へ蝉の子見えなくなつた朝月にしたしく水車ならべてふむ・水が米つく青葉ふかくもアンテナ夾竹桃赤く女はみごもつてゐた合歓の花おもひでが夢のやうに・柳があつて柳屋といふ涼しい風汗はしたゝる鉄鉢をさゝげ見まはせば山苺の三つ四つはあり・鉄鉢の暑さをいたゞく・蜩よ...
種田山頭火 「行乞記」
...朝風が法衣の袖にはらんで涼しい...
種田山頭火 「行乞記」
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種田山頭火 「行乞記」
...壺の萩さく朝風が机をはらふ・藪をとほして青空が秋・風鈴しみ/″\抱壺のおもかげ・日ざかりひなたで犬はつるんでゐる・どなたもお留守の...
種田山頭火 「其中日記」
...名は知らない・つく/\ぼうしいらだゝしいゆふべのサイレン・厄日あとさきの物みなうごく朝風九月六日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...朝風のすが/\しさよ...
種田山頭火 「其中日記」
...オーステリツ(六)の朝風に同盟軍の旗高し至尊の指揮に奮立つ二十餘萬の墺魯軍君の鋒先向ふとき散りぬ嵐に葉のごとく...
土井晩翠 「天地有情」
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内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...疎髯(そぜん)を一本ごとにあるいは黒くあるいは白く朝風に吹かして「おい弁当を二つくれ」と云う...
夏目漱石 「虞美人草」
...ある夜風朝風に、私たちの手から蕾のままに失われていった可憐(かれん)の宝玉も、いやまさる恵みの庭に成長し咲きいでていることを、またこの信念が私たちに証(あかし)してくれることができると思う...
羽仁もと子 「最も楽しい事業」
...(八月×日)朝風をあびて...
林芙美子 「新版 放浪記」
...六月×日颯爽として朝風をあびて...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...「須藤はこれまで芸一方でやってきたのだから家庭のことは不得手だろう」朝風呂をすませて縁へ出てきた父が...
矢田津世子 「父」
...朝風に身をゆすぶッていた...
吉川英治 「私本太平記」
...入母屋(いりもや)式の、平安朝風、鉄筋コンクリート...
吉川英治 「随筆 新平家」
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