...王朝風の宮殿は、とても荘厳な雰囲気が漂っている...
...この料理の香りは、まるで王朝風の貴族が食べるような贅沢さだ...
...彼女は王朝風のドレスを着て、パーティーに出席した...
...王朝風の家具は、重厚感があって高級な感じがする...
...歴史小説を読んで、王朝風の時代背景に興味を持った...
...スルスルと帆が上って舟は朝風に追われ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...朝風呂がお好きですから...
太宰治 「饗応夫人」
...よごれた毛糸の襟巻をしたナタアシャが朝風を蹴って東洋美術の講義を聴きに大学へいそぎ...
谷譲次 「踊る地平線」
...・朝風すゞしく爪(ツメ)でもきらう・なにかさみしい茅花が穂に出て・草しげるそこは死人を焼くところ蜘蛛が蠅をとらへたよろこびの晴れからつゆやうやく芽ぶいたしようがたま/\人が来てほゝづき草を持つていつたま昼青い葉が落ちる柿の葉・ぢつとしてをればかなぶんがきてさわぐ・けふもいちにち誰も来なかつた螢六月廿七日梅雨模様で降りだしたが...
種田山頭火 「行乞記」
...呟く句)八月二日朝風のこゝろよさ...
種田山頭火 「行乞記」
...ル(マヽ)ユツクサツクがかるい朝風・向日葵日にむいてゐるまへをまがる・空ふかうちぎれては秋の雲水底からおもく釣りあげたか鮹で・いながはねるよろこびの波を漕ぐ葱も褌も波で洗ふ・足は波に...
種田山頭火 「行乞記」
...犬が走れば人も走つて・朝風のきりぎりす大きうなつた・ゆふべあかるい草の葉で蝶はもう寝てゐる六月八日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...・枯草うごくと白い犬・日ざしあたゝかな草の実の赤い・さうぼうとしてゆふけむる月と人・小春日和の幟立ててこの里はおまつり・竹のよろしさは朝風のしづくしつつ・あたたかくあるけば草の実くつつく・このみちの雑草の中あたたかうたどる賀 元寛君新婚二句・まことに小春日の...
種田山頭火 「其中日記」
...田が青く朝風に靡いてゐるのが見えた...
田山録弥 「あさぢ沼」
...それに朝風夕風がたおやかに当たって通った...
田山花袋 「田舎教師」
...軽い朝風の膚(はだ)ざわりは爽快(そうかい)だったが...
徳田秋声 「縮図」
...是等が即ち南朝風であつて...
内藤湖南 「北派の書論」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...朝風呂(あさぶろ)阿古十郎ことアコ長...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...朝風に若菜売る児の声すなり朱雀(すざく)の柳(やなぎ)眉(まゆ)いそぐらむこの歌は十首中にては第一と存候...
正岡子規 「人々に答ふ」
...秋の朝風の吹く原っぱを歩いて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...五所川原から朝風の中を急いで来るのがやがて見える――祭り囃子(ばやし)の一組が...
吉川英治 「鬼」
...王朝風の彫刻をもったどっしりした椅子卓子(テーブル)が...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
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