...朝酒を煽(あお)りつけた勢(いきおい)で...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...毎朝、朝酒だ、次郎さんの厚意をありがたく受けてゐる、次郎さんを無理に行商へ出す、私一人猫一匹、しづかなことである、夜は大根膾をこしらへて飲む、そして遅くまで話す...
種田山頭火 「行乞記」
...朝酒は身心にしみわたる...
種田山頭火 「行乞記」
...……朝酒二杯ひつかける...
種田山頭火 「其中日記」
...朝酒! 幸か不幸か...
種田山頭火 「其中日記」
...うまいかな朝酒、ぬくいかな火燵...
種田山頭火 「其中日記」
...中井さんと朝酒を酌みかはす...
種田山頭火 「其中日記」
...暑い/\、朝湯朝酒...
種田山頭火 「其中日記」
...ほんに朝湯朝酒朝……...
種田山頭火 「其中日記」
...朝酒はほんたうにうまい...
種田山頭火 「其中日記」
...朝湯朝酒とは有難すぎる...
種田山頭火 「旅日記」
...朝酒は止めて、一浴して歩いて帰つた...
種田山頭火 「旅日記」
...あゝ彼は愚直すぎた!朝酒少々あり...
種田山頭火 「松山日記」
...中っ腹の朝酒でブラブラしていた...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...もう一杯」と、施恩やその家来下男を、外に待たせておいては、幾度となく、朝酒をひッかけ、ひッかけ、炎天を歩いた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...朝酒でもあおっていたところを斬られたとみえて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
......
若山牧水 「樹木とその葉」
...もう著きます」長い旅の疲れと朝酒の酔とで...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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