...翌朝起きてみると...   
大鹿卓  「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」 
...今朝起きて見ると足の動かぬ事は前日と同じであるが...   
高浜虚子  「子規居士と余」 
...毎朝起きて顔を洗いに湯殿の洗面所へ行く...   
寺田寅彦  「日常身辺の物理的諸問題」 
...生活のしつけは、朝起きてから、夜寝るまで、いや、眠っている間でも大切なことなのです...   
中谷宇吉郎  「鉛筆のしん」 
...小日向(こびなた)に屋敷を持つてゐる、千五百石取の大旗本大坪石見(いはみ)、非役で内福で、此上もなく平和に暮してゐるのが、朝起きて見ると、娘の濱路(はまぢ)がまるつきり變つて居たといふのです...   
野村胡堂  「錢形平次捕物控」 
...私は朝起きると両隣りからお茶に呼ばれるし...   
林芙美子  「シベリヤの三等列車」 
...(五月×日)朝起きたらもう下駄が洗ってあった...   
林芙美子  「新版 放浪記」 
...朝起きてから家を出る迄が面白い...   
古川緑波  「古川ロッパ昭和日記」 
...「今日こそは朝起きをしようと思つてゐたのに...   
牧野信一  「毒気」 
...翌朝起きてみると二通の郵便が来て居る...   
正岡子規  「病牀六尺」 
...ただし朝起きるごとに自分の住み居る市内一同のため...   
南方熊楠  「十二支考」 
...夜ちゃんと寝て、朝起きる、そういうのでないと私にはつづかないから...   
宮本百合子  「獄中への手紙」 
...朝起きさえも出来ない程ではないのだから...   
宮本百合子  「獄中への手紙」 
...ひと頃など朝起きると...   
三好十郎  「肌の匂い」 
...朝起きたとき、「ほう、朝だ...   
横光利一  「寢たらぬ日記」 
...十一月――日朝起きて炉の前に坐った...   
横光利一  「夜の靴」 
...今朝起きてみると...   
吉川英治  「三国志」 
...朝起きると、湯殿部屋へ入ってしまったきり、なかなか出て来ないのが常例だった...   
吉川英治  「忘れ残りの記」 
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